小松政夫、したコメ閉幕で“名人芸”披露!盟友・伊東四朗のサプライズ登場に会場騒然
2017年9月18日 23:30

[映画.com ニュース] 東京・台東区で国内外のコメディ映画を特集上映する「第10回したまちコメディ映画祭in台東」のクロージングイベントが9月18日、浅草公会堂で行われた。今年のコメディ栄誉賞を受賞した小松政夫にちなんだリスペクトライブも催され、小松が懐かしの「しらけ鳥音頭」「電線音頭」を生披露。観客約1000人が往年の“名人芸”に酔いしれた。
ライブには「ポカスカジャン」「浅草ジンタ」「ホフディラン」「SCOOBIE DO」「フラワーカンパニーズ」「GENTLE FOREST JAZZ BAND with 浜野謙太」が登場。コミックバンドからビッグバンドまで、多彩な面々が約3時間半にわたって観客を沸かせ続けた。トリを飾ったGENTLE FOREST JAZZ BANDは、ジャズアレンジした「しらけ鳥音頭」を演奏。小松も登壇し、ツイストしながら指揮棒を振り乱すなど、大ハッスルでステージを盛り上げた。
一旦舞台袖に引っ込んだものの、しらけ鳥のパペットを携えて再登場。しかし急な運動がたたったのか、息も絶え絶えで「余計なこと、しなけりゃよかった……」とつぶやいた。その後「電線音頭」も振り付きで熱唱すると、観客は総立ち。会場一体となって「チュチュンがチュン 電線に スズメが3羽 止まってた」と合唱され、小松は感無量の面持ちだった。
閉幕のセレモニーでは、喜劇界をけん引し続けた功績を称え、小松にコメディ栄誉賞を授与。小松は「本当に感激しました。私のギャグで言うなら、『あんたはエライ!』」と声を張り上げ、「まさかこういう映画祭で、私ごときが選ばれるとは。50年もやってきましたので、そのご褒美かなと、ありがたく」と謝辞を述べた。
さらに盟友・伊東四朗がサプライズで登場すると、小松は驚きのあまり体をのけぞらせる。2人は「悪いね、悪いね、ワリーネ・ディートリッヒ」と声をそろえて場内を熱狂させたが、伊東は「今の若い人に『ワリーネ・ディートリッヒ』と言ってもわからないでしょ。ドイツの女優で、マレーネ・ディートリッヒさんという人がいて……」と説明。そんな様子に、小松は「ようやる、ようやる、ようやるゼリー!」「なが~い目で見て」とギャグを連発するなど、コントさながらの掛け合いで観客を喜ばせた。
そして伊東は「あんたはエライ! 以下同文」と読み上げながら表彰状を手渡し、盟友の受賞に華を添えた。その間も小松はギャグを放ち続けており、伊東を「放っておけば、どこまでもやるな」と呆れさせていた。ちなみに伊東は、完全なサプライズを演出するため楽屋も用意させず、自身の車で待機していたという。
なお、「第10回したまちコメディ映画祭in台東」には約15万人が来場した。
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