Zeebra&Kダブシャイン、伝説のラッパー・2パックとのマル秘エピソードぶっちゃける
2017年9月14日 15:30
[映画.com ニュース] 伝説のラッパー、2パックこと故トゥパック・シャクールさんの半生を描く「オール・アイズ・オン・ミー」のトークイベントが、命日である9月13日に都内で開催。ゲストとしてラッパーのZeebraとKダブシャインが登場し、ヒップホップの歴史を絡めて赤裸々トークを繰り広げた。
故トゥパック・シャクールさんは、気鋭のラッパーとして人気絶頂のなか、1996年に米ラスベガスで銃撃され25歳でこの世を去った。映画では、エミネム、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレーといったミュージシャンたちにも影響を与えてきた2パックの死の裏側に何があったのかを解き明かす内容になっているという。ディミートリアス・シップ・Jr.が2パックを演じ、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」のローレン・コーハン、ドラマ「CSI:ニューヨーク」のヒル・ハーパー、「ウォーキング・デッド」のダナイ・グリラらが脇を固める。2パックの高校の同級生でもあった女優ジェイダ・ピンケット・スミスには、カット・グラハムが扮する。
Kダブシャインは「高校の時のルームメイトが、(2パックがかつて所属していた)デジタル・アンダーグラウンドの(当時の)メンバーのDJ・フューズと同級生で紹介とかされて。だから、デジタル・アンダーグラウンドが出てきたときには、気にしなきゃいけないなって思っていた」と振り返る。デジタル・アンダーグラウンドが来日した際には、六本木のクラブで会ったというが「2パックは女のケツばっかり追っかけていたよ。俺と割と仲のいい黒人の女の子が、2パックと恋仲にはならなかったけど仲よくしていた。『女紹介しろ』とかそういうことを言われていたんだと思うよ」とぶっちゃけ、会場の笑いを誘う。「男のファンが『いつも聞いています』って言って涙目でくるより、お姉ちゃんのほうになびいちゃうから。そういう話をちゃんと聞いてくれるのはRHYMESTERだけ」との発言も飛び出し、客席からは再び笑い声が上がった。
2人は、2パックに対してはミュージシャンとしてというより俳優としてのイメージが強いといい「途中から俳優2パックが好きだった。フェミニストでセックスシンボル、普通にグッドルッキングだよね」(Zeebra)、「俳優としての活躍が音楽を引っ張ったんじゃないかな」(Kダブシャイン)と語った。
イベントでは、ラッパーを目指す次世代の若者に対して「オリジナリティの方が大切だよ。ただ、(ほかの音楽を)知れば知るほど栄養になるだろうし、そういう意味では(ネット世代の若者が)逆にうらやましいかも」(Kダブシャイン)、2パックが活躍した当時のミュージックシーンを解説して場をうならせたZeebraは「時代背景も知ったら、音楽やアーティストをより理解できる。自分がそうなりたければ、そこまでいかなきゃ。それで飯を食うんだから」と熱いエールを送っていた。
「オール・アイズ・オン・ミー」は、12月29日から東京・新宿バルト9ほか全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー