第11回田辺・弁慶映画祭コンペ部門、147作品から入選9作品が決定!
2017年9月7日 04:00
[映画.com ニュース] 多くの若手監督を輩出し、“インディーズの登竜門”と注目されている「田辺・弁慶映画祭」の第11回コンペティション部門の入選作品が決定した。
4月15日から7月15日までの3カ月間にわたり募集を行ったが、今年は昨年の160本に次いで過去2番目の147作品の応募があり、その中から予備審査を経て9作品が入選作品として決定した。応募者の男女数は男性134人、女性13人で、平均年齢は32.4歳だった。
選ばれたのは、穐山茉由監督「ギャルソンヌ 2つの性を持つ女」、加藤悦生監督「三尺魂」、武井佑吏監督「赤色彗星倶楽部」、渡邉裕也監督「ハッピーアイランド」、田中大貴監督「FILAMENT」、竹内里紗監督「みつこと宇宙こぶ」、笹井歳春監督「戻る場所はもうない」、山田佳奈監督「夜、逃げる」、そして森田博之監督「ラストラブレター(長尺版)」。コンペ部門に選出された9作品は11月10、11日の2日間にわたって上映し、12日の表彰式で弁慶グランプリ、映検審査員賞、市民賞、映画.com賞、男優賞、女優賞の各賞が審査の上発表される。次代の日本映画界を担う新しい才能の中から弁慶グランプリを手にするのは誰か注目される。
なお、これまでのキネマ旬報社主催「映画検定」1~2級合格者の中から選ばれた「映検審査員」ではなく、今年から「映画検定」の合格に関わらず広く映画ファンを「キネマイスター審査員」として募集。映画祭期間中、コンペ部門作品をすべて鑑賞し、審査会及び表彰式に参加する。
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