セイント・ビンセント「ドリアン・グレイの肖像」で映画監督デビュー
2017年9月6日 08:30

[映画.com ニュース] セイント・ビンセントの名で知られるシンガーソングライターのアニー・クラークが、オスカー・ワイルドの小説「ドリアン・グレイの肖像」を原作とした米ライオンズゲートの新作映画で長編監督デビューを果たすと、米バラエティが報じた。
1890年発表の「ドリアン・グレイの肖像」は、不可思議な肖像画に翻弄される不老の美青年ドリアン・グレイを主人公にした、ワイルド唯一の長編小説。アルバート・リューイン脚色・監督による1945年版をはじめ、過去に幾度となく映画化されてきた。
同サイトによれば、ポール・バーホーベン監督のエロティックサスペンス「エル ELLE」の脚本家デビッド・バークが執筆する今回の脚本では、主人公を男性から女性に置き換えるという大胆な試みがなされているという。
クラークは、デビューアルバム「セイント・ビンセント」で2015年グラミー賞最優秀オルタナティブ・アルバム賞を受賞。女性監督たちがそれぞれ女性主人公を描くホラー・アンソロジー「XX(原題)」(17)の一編「バースデー・パーティー(原題)」で初メガホンをとった。同短編でクラークは、監督に加え共同脚本と音楽も手がけている。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
プレデター バッドランド
【私が次に観る映画は絶対にコレ】うおお…むちゃくちゃ面白そう――予告とあらすじだけで今すぐ観たい
提供:ディズニー
火の華
【あまりにも凄すぎた】“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作――フィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 魂の演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“人生の物語”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ
好きで好きで、狂いそうになる一作に出合いました
感情移入が止まらない。闇社会でもがく3人の青春と絆が、愛おしくて、たまらなくなる。
提供:THE SEVEN、ショウゲート