沢村一樹、荻原浩原作の連ドラに主演!在京民放5社を“制覇”
2017年8月28日 05:00
[映画.com ニュース] 俳優の沢村一樹が、テレビ東京系で10月期スタートのドラマ「ユニバーサル 広告社 あなたの人生、売り込みます!」で同局の連続ドラマに初主演することがわかった。原作は、直木賞作家・荻原浩氏による人気小説「ユニバーサル広告社」シリーズの一作「花のさくら通り」。放送中のNHK連続テレビ小説「ひよっこ」、「ちゅらさん」(2001年前期作品)、「おひさま」(11年前期)など “朝ドラ作品”を多数手がけた岡田惠和が脚本を執筆する。
小説「ユニバーサル広告社」シリーズは、累計発行部数が37万部を超える人気作で、独立に失敗した元エリート広告マン・杉山が弱小会社「ユニバーサル広告社」で奮闘する姿を描く。16年12月にシリーズ第2作「なかよし小鳩組」がテレビ東京の単発ドラマとして映像化され、同作が好評につき連ドラ化が決定した。
単発ドラマ版の主演も務めた沢村は、「テレビ東京さんの連続ドラマに参加するのは初めてなので、とても楽しみにしています。しかも今回は特番からの連ドラということで、より一層気合を入れて臨みたいと思います」と意気込みを語る。本作出演をもって、在京民放5社の連ドラ主演を“制覇”したため、「20年コツコツとやってきたなかで、周りのスタッフや今回脚本の岡田さんはじめ、支えて下さった方々との出会い、そしてテレビの前で応援して下さった方々のおかげだと思っています。でも正直、僕自身は制覇という実感は全くありません(笑)」と明かしている。
原作者・荻原氏は、「広告の会社に勤めていた頃のことを思い出しながら書いた小説です。自分も周囲もみんなおバカで、なんとなく負け組で、毎日死ぬほど忙しく、それなのにとっても面白い日々でした。ドラマでもそんな雰囲気を感じてもらえたら嬉しいです」と期待を寄せる。脚本を担う岡田は、「同時代を生きてきた同じ物書きとして荻原浩さんの作品にはいつも強く共感させていただいてきました。ですので、とても光栄であると同時に緊張もします。ドラマ化されて良かったと思っていただけるよう頑張りたいです」と気合い十分だ。
プロデューサーの田淵俊彦氏は、原作・脚本家・主演の「3 つの要素の相乗効果」を制作の柱として掲げており「荻原氏は若年性アルツハイマーを扱った硬派なものからサラリーマンの悲哀や旅芸人のユーモラスな話まで、実に幅広いジャンルを手掛ける素晴らしい小説家」と賞賛。さらに「岡田惠和氏の書くドラマの登場人物のセリフには人生がある。その人が過ごしてきた時間や年月や悲喜交々が織り込まれている」と続け、“俳優・沢村一樹”の魅力を「『中途半端ではない』『振り切った』表現が素晴らしいと常々思っていた」と力説している。
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