日本・ミャンマー合作の映画&ドラマが製作決定!森崎ウィンらが両国の“架け橋”に
2017年8月25日 16:40

[映画.com ニュース] 日本とミャンマーが映画・テレビドラマを共同製作するプロジェクトの始動が決定し8月25日、合作映画「My Country My Home」の製作発表会見が東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで行われた。映画と連動するテレビドラマの製作も決まっており、会見には映画版の監督を務めるチー・ピュー・シン、テレビドラマ版のメガホンをとる雑賀俊朗監督、出演の森崎ウィン、ウィッ・モン・シュエ・イー、アウン・イェ・リン、ヤン・アウンが出席した。
NHKグループの日本国際放送(JIB)とミャンマーの民間地上波チャンネルMNTVが、“日本とミャンマーの友好の架け橋”として製作する映画「My Country My Home」は、高田馬場を主な舞台に、日本で生まれ育ったミャンマー人の女子高生・ナン(ウィッ・モン・シュエ・イー)が、2つの祖国の間で揺れる姿を描く。日本で活躍するミャンマー人のポップスター・木村アウンを森崎、ミャンマーからの留学生トゥラをアウン・イェ・リンが演じる。
映画と連動するテレビドラマは、森崎扮するアウンが主人公の物語が展開される。森崎といえば、スティーブン・スピルバーグ監督の新作「レディ・プレイヤー・ワン(原題)」の主要キャストに抜てきされ、ハリウッドデビューすることでも話題。国際派俳優として頭角を現している点を指摘されると、「海外で色々な経験をするチャンスをいただけることは嬉しいこと。英語もペラペラにしゃべれるわけではないのに、スティーブン・スピルバーグさんのオーディションに受かって……でも正直現場では辛いことも多くて。その時、周りの方に支えられていると思った。だから最近、常に感謝の気持ちを忘れてはいけないと改めて思うことが多いです」と率直な思いを明かした。
またミャンマー出身の森崎にとって本作は特別な思いがあり、「僕はミャンマーで生まれ育ち、小学校4年生の時に日本に来ました。僕にとってはミャンマーも日本も祖国なので、生まれ育ったミャンマーと日本の架け橋になる、第一歩を踏めて嬉しい気持ちでいっぱいです」とニッコリ。「最後まで暖かく応援していただけると嬉しいです」と呼びかけた。
撮影は日本とミャンマーで行い、ロケ地は東京・高田馬場、神奈川・鎌倉、静岡、ミャンマーのヤンゴンなどを予定している。チー・ピュー・シン監督は、「ミャンマーの映画好きの皆さんが期待している。大成功するように頑張っていきたい」と意欲満々。雑賀監督も「このドラマや映画をミャンマーの方に見ていただき、日本を好きになっていただければ嬉しいなと思っています。皆さんとお仕事できるのも楽しみにしております」と期待を寄せた。
なお、日本での公開及び放送時期は未定。ミャンマーでは、「My Country My Home」が2018年2月上旬から公開予定。連動テレビドラマはMNTVで18年1月下旬から放送予定。
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