棚橋弘至主演で大ヒット絵本を映画化 「パパはわるものチャンピオン」18年公開
2017年8月25日 05:00

[映画.com ニュース] プロレスラーの棚橋弘至の主演で、大ヒット絵本「パパのしごとはわるものです」と続編の「パパはわるものチャンピオン」が、「パパはわるものチャンピオン」のタイトルで映画化されることがわかった。
同作は、嫌われ者の悪役レスラー、ゴキブリマスクとして戦う孝志と、父がゴキブリマスクであることを言い出せずにいる小学生の息子・祥太、そんな父子を見守る孝志の妻・詩織が織り成す、親子と家族の心温まる物語を描くドラマ。父がゴキブリマスクと知って最初は恥ずかしく思っていた祥太だったが、懸命に戦うゴキブリマスクを見るうちに、次第に父が格好良く見えるようになっていく。
2016年「第35回ベストファーザー・イエローリボン賞(スポーツ部門)」を受賞した棚橋は、全国公開映画への主演はこれが初めて。10年近く長かった髪をバッサリ切るなど役作りにも余念がなく、「プロレスラーになりプロレスに生かされてきました。その恩返しがしたい。全エネルギーを込めて撮影中です。お楽しみに!」とコメントを寄せている。
夫の仕事を支え、息子に父の頑張っている姿をわかって欲しいと願っている妻の詩織役を務めるのは、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」でヒロインの母親役を好演し、自身も2児の母として「第10回ベストマザー賞2017」を受賞した木村佳乃で、「しっかり棚橋さんを支えようと思います!」と役柄同様の内助の功を誓っている。そして、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」で虎松役を好演している子役の寺田心くんが、父の仕事を知りショックを受ける息子・祥太役で出演。「祥太の小さな心の変化を大切に演じたいと思います」と話している。
監督・脚本は、テレビドラマやミュージックビデオなどで活躍している若手の藤村享平。撮影は9月中旬まで続けられ、年内に完成。18年の公開を予定している。
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