新垣結衣×瑛太「ミックス。」にスター卓球選手結集!水谷隼、石川佳純らが出演
2017年8月17日 05:00

[映画.com ニュース] 新垣結衣と瑛太が主演した、卓球を題材にした映画「ミックス。」に、日本卓球界のスター選手が出演していることがわかった。リオ五輪の男子シングルスで銅メダルを獲得した水谷隼をはじめ、石川佳純、木造勇人、伊藤美誠、吉村真晴、浜本由惟が映画を盛り上げている。
ドラマ「リーガル・ハイ」シリーズなどで知られる脚本家・古沢良太と、映画「エイプリルフールズ」の石川淳一監督が再タッグを組んだロマンチックコメディ。恋と仕事に敗れた元天才卓球少女のOL・富田多満子(新垣)が、母の遺したフラワー卓球クラブ再建のため、そして恋敵である江島晃彦(瀬戸康史)&小笠原愛梨(永野芽郁)ペアを倒すため、夢と家族を失い挫折した元プロボクサー・萩原久(瑛太)とミックスペアを組み、全日本卓球選手権大会に出場する姿を描いた。
卓球のリアリティを追及するために、不可欠だったのが本物の選手たちの存在だ。日本卓球協会、そしてあらゆる卓球用具メーカーの全面協力により、迫真のラリーシーンが完成した。木造&伊藤、吉村&浜本は、それぞれフラワー卓球クラブの面々の前に立ちはだかる強豪ペア役に扮している。
さらに多満子と江島が訪れる壮行会会場のシーンでは、水谷&石川が本人役で登場。2人ともセリフを与えられ、芝居が要求される役どころに臨んだという。水谷は「僕自身の持っている力は全部出せたと思います。何回も何回も同じシーンを撮影するのが本当に大変だなと感じました。新垣さんはテレビでは何度も見ていて、今回初めてお会いしましたが、思っていた通りとてもきれいな方でした」と話しながらも、「オリンピックと今回の撮影とどちらが緊張するかと言えば、圧倒的に映画です。断トツです。ガチガチでした」と振り返った。
石川も「新垣さんと初めてお会いして、撮影の休憩時間にお話しさせてもらった時、すごく優しくて。元々ファンだったのですが、さらに好きになりました」と大喜び。オリンピックと比較し「緊張の部類が全く違って、撮影現場だと右も左も全くわからないのですごく緊張しました」と述べ、「そういう意味ではオリンピックと同じくらい緊張したと思います」と語った。
そんな2人の奮闘ぶりに、新垣は「撮影を楽しんでくださったみたいで、すごく嬉しかったです」と話す。そして「試合中のプレッシャーとか、そういうのを全部抱えて挑んでいるすごい人たちなんだ、という事を忘れてしまいそうなくらいフランクな、身近な雰囲気のお2人でした。すごくお話しやすかったです」と会話を楽しんだようで、「伊藤美誠選手が現場にいたときは、リオ五輪のメダルを見せてくれて。撮影シーンは一緒じゃなかったんですけど、控室が一緒で『見せたかったんですー!』ってすごい無邪気に持ってきて、掛けてくださいって来てくれて、なんかギャップがすごいなって思いながらも嬉しくて……。メダルは重かったです」と明かした。
また演出した石川淳一監督は、「石川選手は華がありお芝居もノリノリで女優向きなので、今後もどんどん女優として出たらいいと思います」と太鼓判を押している。「ミックス。」は、10月21日から全国で公開。
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