萩本欽一の表情ににじむエンタメへの執念 「We Love Television?」場面写真公開
2017年8月10日 10:00

[映画.com ニュース] “視聴率100%男”と称された萩本欽一のドキュメンタリー映画「We Love Television?」の場面写真が、このほど一挙に公開された。全盛期には自身の冠・レギュラー番組の1週間の合計視聴率が100%を超えたことから“視聴率100%男”と呼ばれた萩本。テレビをエンタテインメントの王様へと押し上げた立役者としての執念と狂気が垣間見えるカットばかりだ。
一般視聴者との絡み、司会アシスタント、ピンマイクの導入などアイデアを次々と形にし、今日のバラエティ番組の基礎を作り上げたパイオニアの萩本。映画は、アナログ放送から地上デジタル放送への切り替え期である2011年から萩本の新番組制作に密着したドキュメンタリーだ。「電波少年」など数々の人気番組を手がけた“Tプロデューサー”こと土屋敏男が監督を務めている。
本作で強く打ち出されているのは「誰も見たことがない、萩本欽一」というテーマだ。「天才は一夜にしてならず」という言葉を体現するかのように日々努力を重ねる“仕事人”としての萩本の知られざる一面をとらえている。場面写真では、タバコをくゆらせながら思案に暮れたり、かつらをセットしてもらいながら台本を熟読する様子を活写。シルクハット&蝶ネクタイを身につけ、手には杖を持ちながら舞台裏で待機している萩本の表情からは「新しいものへの探求心」「笑いへの追求心」がにじみ出ている。
土屋監督のほか、女優・田中美佐子、お笑い芸人・河本準一(次長課長)、東野幸治らが出演し、放送作家の高須光聖氏が構成、クリエイティブ集団「チームラボ」が番組セットを担当。カメラに向かって大笑いしている土屋監督や、萩本と楽しそうに会話をしている東野のカットもお披露目されているが、特に気になるのは河本の表情をアップで写したもの。河本は顔をゆがめ、目に涙を浮かべている。萩本との間に何があったのか気になる1枚だ。
「We Love Television?」は、11月3日から全国公開。
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