トム・ホランドは「史上最高のスパイダーマン」!ジョン・ワッツ監督、全幅の信頼
2017年8月8日 13:00

[映画.com ニュース] 全世界興行収入6億7000万ドル超(8月7日時点)と大ヒットを記録中の「スパイダーマン ホームカミング」の主演俳優トム・ホランドとジョン・ワッツ監督が来日し8月7日、東京・新宿歌舞伎町のシネシティ広場で行われたジャパンプレミアに参加した。
アベンジャーズ入りを目指す高校生ピーター・パーカー(ホランド)が、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)の指導のもと、真のヒーローへと成長していくさまを描く。「ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ」のマイケル・キートンが悪役のバルチャーに扮するほか、ハッピー・ホーガン(ジョン・ファブロー)ら、これまでのマーベル・シネマティック・ユニバースに登場したキャラクターが続々と登場する。
台風5号が近づくなか、激しい雨が降り注ぐ状況での開催となったが、ホランドとワッツ監督がステージに登場すると観客は絶叫。大雨で1度はファンサービスを切り上げざるを得なくなったホランドは、「こんなに雨が降っちゃってごめん。すごく申し訳ない気持ちだ。僕も一緒に濡れるよ」とステージ前方まで出てきて少しでも観客の近くに行こうとし、雨が弱まったと見るや「みんな、今行くよ!」と再び観客ブースに戻り、ファンを歓喜させた。日本ではファンから「トムホ」と呼ばれているが「知っているよ!」と笑顔を見せ、ワッツ監督や観客と共に「トムホ!」とコール&レスポンスに興じていた。
ホランドは本作で、危険なアクションの多くを自らこなしている。「楽しかったよ! 小さいときに器械体操をやっていて、俳優じゃなかったらスタントマンになりたいと思っていたんだ。見てもらえればわかるけど、クレイジーなアクションがたくさんあるよ」と手ごたえを見せた。対するワッツ監督は「正直、主演俳優を高いところからつるしたり穴の中に落としたりしたからナーバスにもなったんだけど、トム(・ホランド)は100%プロだから安心して任せられたよ」と信頼を寄せ、「史上最高のスパイダーマン」と絶賛した。
プレミアでは、スパイダーマンを乗せた神輿(みこし)が練り歩いたほか、特製のはっぴをプレゼントされたホランドとワッツ監督が和太鼓に挑戦。監督が苦労するなか、見事な演奏を見せたホランドはスティックを空中に放り、再びキャッチしたほか、スパイダーマンの決めポーズを披露して会場を大いに盛り上げた。
「スパイダーマン ホームカミング」は、8月11日から全国公開。
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