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「エグゼイド」飯島寛騎、母&中澤祥次郎監督のエールを受け“飛躍”を宣言!

2017年8月5日 12:50

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舞台挨拶を盛り上げた飯島寛騎ら
舞台挨拶を盛り上げた飯島寛騎ら

[映画.com ニュース] 平成仮面ライダーシリーズ第18作「劇場版 仮面ライダーエグゼイド トゥルー・エンディング」が8月5日、全国318館で公開初日を迎え、レギュラーキャストの飯島寛騎瀬戸利樹松本享恭松田るか小野塚勇人甲斐翔真岩永徹也黒崎レイナ、メガホンをとった中澤祥次郎監督が東京・丸の内TOEI1での舞台挨拶に出席。飯島は開口一番「ノーコンティニューで、ゲームを作るぜ!」と決めゼリフを発し、「ようやく自分の中で夏が始まったという感じがします」と喜びを爆発させていた。

本作は「宇宙戦隊キュウレンジャー THE MOVIE ゲース・インダベーの逆襲」との2本立て上映。現実の世界を滅ぼし、VR(仮想現実)空間で世界を支配しようと企む忍者集団とエグゼイドらのバトルを描く。テレビシリーズも含め、1年間にわたり「エグゼイド」の世界と向き合った飯島は、「土台ができていない自分でしたが、色々な経験をさせてもらったことで成長したのかな」と振り返り「あと、若干身長が伸びました」と驚きの告白をして、場内の笑いを誘っていた。

一方、瀬戸が「真面目な話をすると、俳優としての自覚が一層芽生えた作品」と話すと、松本は「1年間同じ役をやったので、役との向き合い方が変わりました。そして『どんどんこうなりたい』という欲が増してきた」と思いの丈を述べた。檀黎斗役の岩永は「製作発表の時に、黎斗は『エリートで、頭がいいんですが、それを鼻にかけないおバカ社長』と応えていました。1年前は皆さんから『社長』と呼ばれていたんですけど、今や『神』ですよ(笑)。俳優としての最初の仕事が『神』という素晴らしい役どころだったので、本当に感謝しております」と発言し、爆笑をかっさらっていた。

この日は飯島の母親から手紙が届くというサプライズな展開も。「聞いてない!」「マスコミがいるから恥ずかしいよ…」と慌てふためく飯島に対し、母親から「この経験はあなたにとっての糧であり、生涯の宝物」「寛騎には『つり橋はとりあえず渡ってみる』という表現がぴったり」「あなたが素敵な作品に出合えたことに、ただただ感謝をするばかりです」と感動的なメッセージが贈られた。「母ちゃんっぽくねえ」と照れくさそうに笑う飯島は「ありがとう(笑)。頑張ります」と役者としての飛躍を誓っていた。

そして、1年間を通じて飯島を見守ってきた中澤監督が「最初はもちろん芝居とかは全然ダメだったけど、日々努力したんだよね?」と言葉を投げかけると、会場は温かい拍手に包まれた。「目つきも鋭くなってきて、だんだん役者の顔になってきていた。1年が経って、安心して見れる役者さんになったと思う。まだまだこの先が大事ですが、是非頑張っていってほしい。お母さま、飯島寛騎を産んでくださってありがとうございます」とエールを送っていた。

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