米アカデミー会員が774人増 三池崇史、真田広之、菊地凛子らも
2017年7月1日 04:00

[映画.com ニュース] アカデミー賞を選考する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)が、774人に入会の招待状を送付したことが明らかになったと、米ハリウッド・レポーターが報じた。
AMPASは、2016年のアカデミー賞俳優部門ノミニーが2年連続で白人だけだったことをきっかけに、SNSで「白すぎるオスカー(#OscarsSoWhite)」という批判にさらされた。実際、投票権を持つ会員6261人の約92%が白人で、75%が男性だった。会員構成を是正するため、シェリル・ブーン・アイザックス会長は女性と非白人の会員数を2020年までに倍増させると宣言。昨年は史上最多となる683人に招待状を発送したが、今年はそれを上回る774人に送ったことが明らかになった。
新たに招待されたのは、「ワンダーウーマン」でブレイクしたイスラエル出身のガル・ギャドット、人気俳優ドウェイン・ジョンソンをはじめ、今年のサプライズヒットとなった「Get Out(原題)」のジョーダン・ピール監督、第89回アカデミー賞でノミネートされたビゴ・モ-テンセン、ナオミ・ハリス、ルース・ネッガら。最年少は19歳のエル・ファニング、最高齢は95歳のベティ・ホワイト。日本人では三池崇史(監督部門)、真田広之、菊地凛子(俳優部門)らがリストに名を連ねた。AMPASによると、招待リストのうち39%が女性、30%が非白人だという。
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