宮野真守がちょいワルなロボット、山寺宏一は執事役!「怪盗グルー」吹き替え版に参戦
2017年6月22日 10:00

[映画.com ニュース]世界的ヒット作「怪盗グルー」シリーズの最新作「怪盗グルーのミニオン大脱走」の日本語吹き替え版に、お笑いタレントのいとうあさこ、声優の山寺宏一、宮野真守、福山潤が新たにボイスキャストとして加わることがわかった。
日本語吹き替え版では、笑福亭鶴瓶(グルー役)、芦田愛菜(アグネス役)、中島美嘉(ルーシー役)といったおなじみのキャストに加え、グルーの前に立ちはだかる新たなライバル、バルタザール・ブラットを松山ケンイチが演じる。ハリウッド映画の声優初挑戦となるいとうは、グルーとルーシーが所属する反悪党同盟の新たなリーダーで、ブラットを取り逃がした2人にクビを言い渡す冷徹な女性ヴァレリーに扮する。
「怪盗グルー」シリーズの常連である山寺と宮野は、それぞれグルーの双子の兄弟ドルーの執事フリッツ、ブラットの相棒でロボットのクライヴに声を吹き込む。「おそ松さん」「青の祓魔師」「暗殺教室」など人気アニメに多数参加し、「ハリー・ポッター」シリーズの吹き替え版では若き日のヴォルデモートを演じた福山は、グルーと暮らす3姉妹の長女マーゴに求婚する少年ニコに扮する。
いとうは「私のような悪声をご指名いただき、興奮と喜びととまどいで軽くパニックになりました(笑)。私が演じたヴァレリーは、グルーの人生をゆさぶる役です。イイ女、できる女感を大事にしました(笑)」と振り返り、山寺は「グルーを始めとする個性的なキャラクターたち、テンポのよさ、秀逸なギャグ、ホロッとさせる3姉妹、言わずもがなのミニオンズ!」とシリーズの魅力を解説している。
宮野は「『怪盗グルー』シリーズの魅力は、やはり個性あふれるキャラクターたちだと思います。今回もドルーやバルタザールなど、一癖も二癖もあるキャラクターが登場し、僕も爆笑しながら収録させていただきました(笑)」と述懐し、「おそらく、初めて『箱型ロボット』の声を担当したのではないでしょうか(笑)。どんな仕上がりになっているか、どうぞ、お楽しみに!」とファンにメッセージを送っている。福山は「私が演じましたニコは見た目は太ましく個性的で、大変ユニークかつ愛らしい人物です」とキャラクターへの愛着を語っている。
「怪盗グルーのミニオン大脱走」は、7月21日から全国公開。
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