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LA嫌いのウッディ・アレン、ダイアン・キートン祝うためハリウッドへ駆けつける

2017年6月15日 12:00

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ダイアン・キートンを祝福する ウッディ・アレン
ダイアン・キートンを祝福する ウッディ・アレン
写真:AP/アフロ

[映画.com ニュース] 第45回AFI(アメリカ映画協会)生涯功労賞授与式が6月8日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われ、本年度の受賞者ダイアン・キートンを祝福すべく、ウォーレン・ベイティアル・パチーノメリル・ストリープジェーン・フォンダメグ・ライアンモーガン・フリーマンら大物スターが会場に駆けつけた。かつてないほど豪華な顔ぶれがそろった今回の授与式で一番の目玉となったのは、巨匠ウッディ・アレンのサプライズ登場だった。

生粋のニューヨーカーであるアレンは、ロサンゼルはおろか、このような授賞式の類にさえめったに顔を出さないことで有名。米Deadlineによれば、キートン自らの説得により実現したサプライズ登場は、トップシークレットとしてキートンとスタッフ数人にしか知らされていなかったという。

大歓声とスタンディングオベーションに迎えられ登壇したアレンは、かつてスタンダップコメディアンとして活躍しただけに、「彼女は昔から辛辣だったよ。なにせ付き合い始めた頃でさえ、僕のことを将来有望な若手監督という代わりに、『私の踏み石』って呼んでいたくらいだからね。ルックスの点ではクラシックな美人とは呼べないし、ファッションセンスもご存知の通り独特。それなのに、才能とカリスマ性あふれるハリウッドで最も魅力的な男優たちを次々とモノにしてきた。でも結局はその全員に捨てられたってところが、興味深いけどね」と冒頭からウィットに富んだジョークを連発し、会場の笑いを誘う。

しかし最後には、「出会った瞬間から、彼女は僕にとって最大のインスピレーションだった。僕がこれまでの人生で成し遂げてきたことの大半は、彼女の存在あってこそ。女優、作家、写真家、映画監督……そのすべてを完璧にこなすダイアンは、唯一無二にして最高の女性」と惜しみない賛辞と共にトロフィーを手渡した。

公私にわたり長年自身を支えてくれた仲間たちの祝福を受け感極まったキートンは、「今夜は本当にありがとう。感謝の気持ちを伝える言葉が見つからないから、ウッディへの敬意を込めて、この歌を皆さんに贈りたいと思います」と用意していたスピーチに代わり、アレン×キートンの代表作「アニー・ホール」(1977)の挿入歌「昔みたい(Seems Like Old Times)」をアカペラで歌い上げ、授与式を締めくくった。

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