黒澤明の未映像化脚本9作品が中国企業により映画化 カンヌで発表
2017年5月19日 17:00

[映画.com ニュース]巨匠・黒澤明監督の未映像化脚本9本が、中国のモバイルゲームアプリ企業ジンカ・エンターテインメントによって映画化されることがわかった。第1弾作品は、戦国時代の侍を描く「どっこい!この槍(仮題:Silvering Spear)」だという。
フランスで開催中の第70回カンヌ映画祭で5月18日(現地時間)、黒澤監督の孫で、黒澤プロダクションを率いる加藤隆之氏が発表したもの。米ハリウッド・レポーターによれば、「どっこい!この槍」は中国語で製作され、2018年の撮影開始を予定しているという。
「どっこい!この槍」は、優れた武人である主人公が、世のため人のために槍の腕前を役立てようと高い志を持っていたものの、盗賊の一味にたぶらかされペテンに手を貸してしまうという話のようだ。
残りの8作品は、提携する製作会社の国籍によって中国語以外の言語に翻訳される可能性もあるという。また、黒澤監督が残した未映像化脚本「黒き死の仮面」は、中国の大手配給会社・華誼兄弟が映画化を進めており、20年公開予定と報じられている。
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