「アルプスの少女ハイジ」実写映画化した「ハイジ アルプスの物語」8月から日本公開!
2017年5月19日 17:00

[映画.com ニュース]スイスの児童文学「アルプスの少女ハイジ」を実写映画化した「HEIDI(原題)」が、「ハイジ アルプスの物語」の邦題で8月から日本公開されることが決まり、主要登場人物の姿をとらえた場面写真が披露された。スイス人監督アラン・グスポーナーがメガホンをとった。
女流作家ヨハンナ・シュピリ氏が手がけた「アルプスの少女ハイジ」は、全世界で約60の言語に翻訳され、累計発行部数が5000万部を超える名作児童文学。主人公は、アルプスの大自然のなかで、頑固だけど優しい祖父(アルムおんじ)と暮らす少女ハイジ。大富豪のお嬢様クララの話し相手として都会に連れてこられたハイジが、クララとの友情を育む一方で、ホームシックに苦しむ姿を描いた。日本では1974年にテレビアニメ化され、「子どもに見せたい名作アニメ」として親しまれている。
「未来の見えない混迷した時代の今こそ自国の宝であるハイジの物語が必要」という思いのもと、「21世紀版ハイジ」として製作された本作。世界中の人々に愛されてきた主人公ハイジを演じたのは、500人の中から選ばれた新人アヌーク・シュテフェン。アルムおんじ役には、「ヒトラー 最期の12日間」のブルーノ・ガンツが抜てきされた。
グスポーナー監督は、「ハイジの物語は子供のころに3作品を見た。70年代のテレビ版、50年代のモノクロ版、それに日本のアニメ版だ。どれもお気に入りだったよ」とハイジとの出合いを明かす。そのうえで、「オファーを受けてまず僕はヨハンナ・シュピリの小説を再読したところ、いろんな問題が詰め込まれたすごくパワーのある社会派ドラマに、すごく引き込まれたんだ。作品の根底には“抑圧からの解放”と“自分の居場所を見つける”というテーマがあることに気付いた。これにはワクワクさせられるし、いつの時代にも通じるとても根源的なテーマだ」と製作の経緯、原作や映画化に対する思いを語っている。
スイスとドイツの合作映画「ハイジ アルプスの物語」は8月から日本公開。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

タルサ・キング
【この絶品、まだ観てないの!?】中毒者、大量発生中!!超爆裂ヒット&世界記録樹立の“極大刺激作”
提供:JCOM株式会社

死霊館 最後の儀式
【今年のホラーを締める“頂上決戦”】怖い!楽しい!観たことない!! “すんごい”ラスボスを祓え!!
提供:ワーナー・ブラザース映画

愚か者の身分
【好きで好きで、たまらない一作に出合いました】北村匠海×林裕太×綾野剛の絆が、愛おしくて狂いそう
提供:THE SEVEN、ショウゲート

てっぺんの向こうにあなたがいる
【映画出演124本目の最新作】人生を心から楽しむ“彼女”が、生きる力をくれる――
提供:キノフィルムズ

なんだこの映画は…!!
【いやめちゃくちゃ面白かった!!!】音、物語、ビジュアル、全て高品質の“強”推奨作!!
提供:ディズニー

この衝撃作を知ってるか?
“大注目ドキュメンタリー”の魅力を語ってきた!
提供:ラビットハウス、ミュート