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菅田将暉&野村周平がキス!「帝一の國」大ヒット御礼で感謝伝え合う

2017年5月17日 16:05

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舞台挨拶を盛り上げた 菅田将暉、野村周平ら
舞台挨拶を盛り上げた 菅田将暉、野村周平ら

[映画.com ニュース] 古屋兎丸氏の人気コミックを実写映画化した「帝一の國」(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が5月17日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、主演の菅田将暉をはじめ共演の野村周平竹内涼真間宮祥太朗志尊淳が出席した。

2010年から「ジャンプSQ」(集英社刊)で連載した同名漫画が原作の学園闘争コメディ。生徒会長を務めた者は将来の内閣入りが約束されている超名門・海帝高校を舞台に、「自分の国をつくる」という野望を持つ赤場帝一(菅田)が、命がけの生徒会選挙に挑む姿を描いた。

観客動員100万人、累計興行収入12億5000万円を突破したことが発表されると、会場中から祝福の拍手が。菅田は「ミリオンじゃないですか。やったぜ!」と大喜びだが、すかさず「ひとり1800円だとして、100万人……」と金勘定を始めたため、間宮から「やめろやめろやめろ」とツッコミを入れられた。

また、メインキャストが一堂に会するのはこの日が最後なだけに、「卒業セレモニー」と銘打ち、共演陣が菅田への感謝を伝えることに。菅田とプライベートでも親交深い間宮は、「最近は夜な夜な一緒にゲームをしていますね。本当に上手で、僕の師匠です」とほほ笑む。続けて「出会ったのは10代で、僕は2回目の共演。赤場帝一は主席ですが、僕らの世代の主席は菅田将暉さん、あなたじゃないですか。これを言うたびに周平が『は?』と言っています(笑)。僕らの世代の代表作になりました」と述べものの、菅田は「『帝一』が終わった時に、『現場を思い出して泣きそう』ってLINEをくれた」と暴露。間宮は「そうしたら『気持ち悪いよ』って冷たかった」と肩を落としながらも、抱きつきざまに菅田の首筋にキスし、場内を沸かせていた。

さらに帝一の宿敵・東郷菊馬を演じた野村は、約8年前に初対面した際に思いを馳せながら、「菅田くんはライバルでもあり、追い抜いたり追いつかれたりというのがすごく多かった」としみじみ。かつてはピリピリした関係性だったそうだが「今は刃物が丸くなったというか。8年というすごい腐れ縁。帝一の腐れ縁役をやれて、本当に良かった。これからも負ける気はないし、ずっと高めあっていけたら」と闘争心を燃やし、「じゃあ、未公開シーンやっとく?」と語りかけた。すると野村と菅田が互いの顔を至近距離まで近づけ、そのまま唇同士でキス。女性客で埋め尽くされた客席は、絶叫に近い黄色い歓声を上げていた。

菅田は、仲間たちからのメッセージを受け「俺らが学生のころに見ていた『クローズ』『バトル・ロワイアル』などのように、俺らなりの熱量を持った作品を、果たし状にできればと思っていました。皆、何も言わずとも汲み取ってくれて、毎日やれたことが幸せでした」と感無量の面持ち。そして「また10年後、20年後と、節目節目に集まって面白いことを日本に叩き込めれば嬉しい。心の底から感謝しています」と頭を下げていた。

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