“よく死ぬ俳優”ショーン・ビーンの一番お気に入りの死亡シーンは?
2017年5月15日 07:00

[映画.com ニュース] 首をはねられたり馬に引き裂かれたり、燃えさかるパラボラアンテナの下敷きになったり、錨(いかり)に串刺しにされたりと、これまでスクリーン上で数々の印象的な死を迎えてきた英俳優ショーン・ビーンが、米エンターテインメント・ウィークリー誌に一番お気に入りの死亡シーンについて語った。
それは、「ロード・オブ・ザ・リング」(2001)で自身演じるボロミア卿が、新種のオークからなる凶暴なウルク=ハイ軍団からホビットら仲間を守るため、胸に3本の矢を受けて息を引き取るシーン。「いままでかなり多くの死を演じてきたけど、あれが一番のお気に入りなんだ」と笑って明かしたビーンは、「あれ以上に勇敢で英雄的な死に様はないからね」と理由を付け加えた。
同作でメガホンをとったピーター・ジャクソン監督は、当初CGで矢を描くことを考えていたものの、最終的にはビーンの衣装の下に仕込んだ金属製の胸当てに矢を突き立てることにした。「アクション!」のかけ声と同時に、ビーンが矢で射られたようなリアクションをする、という昔ながらの手法だ。
またビーンは、同シーンの撮影前夜、アラゴルン役のビゴ・モーテンセンとジャクソン監督、共同脚本を手がけたフラン・ウォルシュの4人で酒を飲み交わしながら、ボロミア卿が最期に口にする名セリフ、「我らが兄弟、我らが隊長、我らが王よ」を考えついたという秘話も明かした。
最後に“劇中死のエキスパート”ことビーンは、真実味のある死に様をスクリーンで演じる際には、「大げさな芝居は避けること。ポーズをとっているかのようなわざとらしい演技じゃ、せっかくの大舞台が台無しになってしまうからね!」とアドバイスで締めくくった。
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