「放課後ミッドナイターズ」新作製作に向けてクラウドファンディングで資金募集
2017年5月10日 17:00

[映画.com ニュース] アニメーション制作スタジオのモンブラン・ピクチャーズが、オリジナルアニメ「放課後ミッドナイターズ」の新作ショートムービーを制作するプロジェクトを立ち上げ、その製作費1000万円をクラウドファンディングプラットフォーム「CAMPFIRE」で募っていることがわかった。
「放課後ミッドナイターズ」は、福岡を中心に活動する気鋭のクリエイター・竹清仁(たけきよ・ひとし)が監督を務めたオリジナルアニメ映画。人体模型のキュンストレーキが、相棒の骨格標本ゴスとともに真夜中の小学校で大騒動を巻き起こすさま描いたコメディだ。独創的なストーリーが話題を呼び、2012年に日本を含むアジアで一斉公開された後、フランスやイタリアでも劇場公開された。
1話90秒のショートムービーシリーズは、映画の公開時にPR用動画としてSNS上で配信されたスピンオフ作品。昨年からじわじわと人気が広がり、YouTubeの再生回数はシリーズ累計で90万回を突破した。キャラクターの公式Twitterも好評で、フォロワー数は1万人を超えている。
竹清監督は、「ショートムービーシリーズが昨年末にSNSで突然ブレイクし、ミッドナイターズを初めて知ったという方々からも、『新作を作って!』と熱烈なご要望をたくさん頂きました。映画版の公開から5年も経ったこのタイミングで、そのような声援を頂くなんて夢にも思っておらず、本当に嬉しい限りです」とファンの熱意が本プロジェクト始動のきっかけになったことを明かし、「放課後ミッドナイターズの世界を好きだと言ってくださるファンの皆さんのご支援を頂き、一緒に『キュンゴスコンビのコメディ』を作っていけたら! と思い立った次第です」と意気込みを語っている。シリーズの今後の展開については、「このファンディングが盛り上がれば、劇場版の続編制作へとつながる話も出ています」と述べている。
クラウドファンディングは、7月19日午後11時59分まで実施。資金は、ショートムービー及びリターン品の制作に充てられる。出資者へのリターンは限定ポスター、DVD、ショートムービーの出演権、キャラクターからの感謝状などが用意されている。詳細は公式サイト(https://camp-fire.jp/projects/view/22578)で発表されている。
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