高杉真宙主演の加藤慶吾監督作「想影」劇場公開決定!「見て頂ける日がついに来た」
2017年4月9日 12:00
[映画.com ニュース] 人気若手俳優・高杉真宙が主演し、野村実来氏による「R18文学賞」最終選考ノミネート小説を実写化した短編映画「想影」が、5月14日から東京・下北沢トリウッドで1週間限定公開されることが決定した。
今作はデジタルシネマにフォーカスした映画祭「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2016」でプレミア上映され、観客投票で第1位を獲得。16年夏には、東京・新宿シネマカリテで開催の映画祭「カリテ・ファンタスティック! シネマ・コレクション」の1作にも選ばれており、その映像美が好評を博した。
物語はヒロイン・由美の目線で展開。幼なじみの栄が農家の一人娘と結婚することを知った由美は、ともに過ごした青春時代を回想する。いつもアーミーナイフを使い果物を食べていた栄との思い出がよみがえり、同時に思いを伝えられなかった後悔があふれ出す。由美は、約10年の時を経て過去と対峙することを決める。
「PとJK」「散歩する侵略者」「プリンシパル 恋する私はヒロインですか?」など話題作への出演が相次ぐ高杉は、青春時代の栄に扮する。公開決定にあたり「たくさんの方に見て頂ける日がついに来た! と嬉しく思います」と大喜びで、「演じた栄という人物は独特な性格で、演技している時は本当に楽しかったです」「淡い感じの映像が登場人物の感情を伝えて、すごくきれいな映画になっています。ぜひ皆さん、見にきてください!」と呼びかけている。
メガホンをとったのは、数多くの映画祭での受賞歴を持つ映像制作集団「EIGAHANG」の加藤監督。人気アイドルグループ「欅坂46」のシングル「不協和音」で、今泉佑唯の個人PVを手がけたことでも知られる新鋭だ。「新海誠監督ほか、多くの映画監督を輩出してきた映画館である下北沢トリウッドからスタートを切ることができるということも、大変喜ばしいです」と真摯に語り、「今回は一つの試みとして、舞台挨拶をTwitterライブを用いて生中継いたします。なかなか本作をお届けできていない遠方の方々にも、一緒に公開初日を楽しんでいただけるような内容にできればと思います」とコメントを寄せている。
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