ロボットと夜空を舞う!神山健治監督作「ひるね姫」本編映像を独占入手
2017年3月26日 12:00

[映画.com ニュース] 神山健治監督のオリジナル長編アニメ「ひるね姫」(公開中)の本編映像の一部を、映画.comが独占入手した。夢の世界に登場する主人公ココネの分身・エンシェンとココネの幼なじみ・モリオが、ロボットのハーツとともに夜空を舞うシーンを切り取っている。
「攻殻機動隊S.A.C.」「東のエデン」などで知られる神山監督の5年ぶりの長編作品。東京オリンピックが開催される2020年、岡山県を舞台に、居眠りばかりしている女子高生・ココネ(高畑充希)が、いつも見る不思議な夢を通して家族の秘密に迫っていく姿を描く。
映像は、ロボットに変形することができるサイドカー、ハーツが活躍する場面から幕が上がる。突然逮捕されてしまったココネの父を救うため、空へと飛び立ったエンシェンとモリオ。勢いあまってモリオがサイドカーから放り出されると、ハーツはロボットに変形して素早く救出。そのままハーツとともに夜空を駆け抜ける2人の眼下に、雄大な街並みが広がるなか、ハーツの燃料切れというピンチが訪れる。神山監督ならではの近未来描写と、岡山・倉敷の美しい風景が融合した、独自の映像世界を垣間見ることができる。

映像内で、存在感を放っているハーツ。神山監督は、映画のテーマを「SF作家アーサー・C・クラークの『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』という言葉を度々引用している。夢と現実を行き来する少女の物語である『ひるね姫』は、実はAIやロボティクスといった最新技術をもテーマに内包している」と解説し、「そんな本作において、ハーツはとても重要なキャラクターである」と明かしている。
(C)2017 ひるね姫製作委員会
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント