香港返還20年目、10年後の未来を問うオムニバス「十年」公開
2017年3月9日 17:00

[映画.com ニュース]香港返還20年目の今夏、10年後の香港の未来を問う5人の香港新世代監督によるオムニバス映画「十年」の公開が決定、予告編がお披露目された。
自主映画として製作費750万円で製作され、2015年12月、わずか1館の公開から始まったが、徐々に上映館を広げ興行収入約9200万円を記録。2016年3月には、香港のアカデミー賞と言われる香港金像奨で最優秀作品賞を受賞。日本では昨年の大阪アジアン映画祭で上映され注目を集め、2度の上映が完売した。
予告編は、「エキストラ」「冬のセミ」「方言」「焼身自殺者」「地元産の卵」の各話で構成された予告編は、オムニバス作品を1本の映画のように見せ、香港の未来と人々の不安をドラマチックに切り取っている。
「十年」は7月22日から、新宿K's cinema他全国順次公開。
(C)Photographed by Andy Wong, provided by Ten Years Studio Limited
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント