【第89回アカデミー賞】「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが監督賞! 最年少記録を86年ぶりに塗り替え
2017年2月27日 13:42

[映画.com ニュース] 第89回アカデミー賞が2月26日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターであり、「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼルが監督賞を受賞した。チャゼル監督は現在32歳で、ノーマン・タウログ監督(1931年、第4回)の最年少監督賞受賞記録を、86年ぶりに塗り替えた。
授賞式でチャゼル監督は、ほかのノミネート監督に敬意を示した後、「17、18歳頃からの友人ジャスティンに感謝します。曲を書いてくれて、諦めないでいてくれてありがとう。家族にも感謝しています。妹のアナ、いつも僕を信じてくれてありがとう。最後にオリビア、僕の愛する人。これは愛に関しての映画です。この映画の製作中に恋に落ちることができた僕は最高にラッキーです」と喜びを語った。
1985年生まれ。ハーバード大学在学中に卒業制作として着手した初監督作「Guy and Madeline on a Park Bench(原題)」(09)を休学して完成させる。その後、高校時代の実体験をもとに、若きドラマーと鬼教師の物語「Whiplash」の脚本を執筆。「セッション」(14)として長編映画化し、第87回アカデミー賞で助演男優賞など3部門を受賞、新鋭監督として注目を集めた。
「ラ・ラ・ランド」は、売れない女優とジャズピアニストの恋を、エマ・ストーンとライアン・ゴズリングで描いたミュージカル映画。第74回ゴールデングローブ賞での史上最多7部門受賞、第28回米製作者組合(PGA)賞や第70回英国アカデミー(BAFTA)賞を獲得。ゴールデングローブ賞では、史上最年少で監督賞に輝いた。第89回アカデミー賞では歴代最多タイとなる14ノミネートを記録した。
「ラ・ラ・ランド」は公開中。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
すべての瞬間が魂に突き刺さり、打ち震えるほどの体験が待っている。
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ