台湾女優ヤオ・アイニン、日本語で舞台挨拶 初主演「恋愛奇譚集」は「大事な1本」
2017年2月5日 19:20

[映画.com ニュース] 台湾出身の女優ヤオ・アイニンが初主演した日本映画「恋愛奇譚集」の公開記念舞台挨拶が2月5日、東京・新宿シネマカリテで行われ、ヤオをはじめ共演の内田慈、福田麻由子、柳俊太郎、遠藤新菜、子役の若林瑠海くん、主題歌を手がけたあいみょん、メガホンをとった倉本雷大監督が出席した。
台湾でモデル・女優として活躍するヤオは、第27回東京国際映画祭に出品された映画「共犯」でも強烈なインパクトを残した。今作で日本での本格的な活動を始動させており、日本語で「皆さん、来ていただいてありがとうございます。日本語はまだまだですが、頑張ってしゃべります」と挨拶。その後の質問に対しても、すべての返答を懸命に日本語で応じた。
2月4日に封切られた今作は、美しい田園風景が広がる福島県天栄村を舞台に、台湾からの留学生ユーウェン(ヤオ)をはじめ、様々な事情を抱えた人々が大切な思いを伝えるために奮闘する姿を描く。ヤオは出演決定当時を振り返り、「最初はすごく緊張しました。監督さんとは1回も会ったことがないし、日本語もまだまだなので、大丈夫かなと心配していました」と明かしたが、「現場で皆さんは優しくて、ゆっくり話してくれるので、楽しかったです」と笑顔を弾けさせた。
さらに、「『恋愛奇譚集』は初めて主演した日本映画。大事な1本で、大切に思っています」と感慨深げな面持ち。満場の客席に向け、「チケットを買って、見に来てくれて、本当にありがとうございます。皆さん周りの人を大切にして、素敵な恋をしてください」と呼びかけ、「あ! あと、パンフレットも買ってください!」とちゃっかりアピールしていた。
異国の地で健気に奮闘するヤオの姿に、一同も刺激を受けたようだ。ユーウェンの恋敵とも言える役どころを演じた遠藤は、「私も中国でのお仕事の機会があります」と述べたうえで、「ピピちゃんが現場で葛藤してセリフを覚えて、コミュニケーションも取っている姿からは、見習わなきゃなと思いますし、私も飛び込んでいって愛される人でありたいと、影響を受けました」と表情を引き締めていた。
フォトギャラリー
関連ニュース






ヤン・シュバンクマイエル“最後の長編劇映画”「蟲」8月9日公開 ドキュメンタリー「錬金炉アタノール」「クンストカメラ」同時公開
2025年5月26日 16:00
映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)