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名脚本家・遊川和彦、初監督作の公開にウルッ 阿部寛、天海祐希らも感激

2017年1月28日 14:55

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61歳の映画監督が誕生
61歳の映画監督が誕生

[映画.com ニュース] 「家政婦のミタ」「女王の教室」といった人気ドラマを手がけてきた脚本家・遊川和彦の映画監督デビュー作「恋妻家宮本」が1月28日、全国315スクリーンで公開された。遊川監督は主演の阿部寛天海祐希、共演の菅野美穂佐藤二朗富司純子とともに東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で舞台挨拶に立った。

重松清氏の小説「ファミレス」を遊川監督自ら大胆に脚色した本作は、熟年離婚の危機に瀕した中学校教師・宮本陽平(阿部)が家族の在り方を再認識し、妻・美代子(天海)と新たな一歩を踏み出していく姿を描く。

阿部は開口一番「遊川監督のもと、天海さんと楽しい夫婦生活を送らせていただきました。その作品が公開ということで、感無量です」と喜びを噛みしめる。天海も「遊川監督の初監督作品ということで私も緊張しましたが、温かくて、一生懸命で、素敵な現場でした。とても素敵な経験をさせていただきました」とニッコリ。他のキャストも「短い期間だったのですが、遊川さんが『菅野の違う面を引き出したい』と情熱をかけてくださって嬉しかったです」(菅野)、「遊川さんの初監督作品に参加できてとても光栄です」(佐藤)、「素敵な映画になった」(富司)と遊川監督への感謝を述べた。

この日の主役である遊川監督は、登場直後から目元を潤ませ、キャスト陣が監督への思いを口にする度、感極まる場面が何度も見られた。自らの挨拶の順番が回ってくると、天海に「初監督作品の初日の景色を真ん中で覚えておくんですよ!」とうながされ、ステージ中央に移動。「61歳になりまして、初めて映画監督と呼ばれるようになった。今日初日の朝を迎え、空を見上げると空が青くて、ああ今日これから初めての経験をするんだなと、しみじみと幸せを感じた」と喜びを熱弁した。

そんな遊川監督に対し、阿部は「監督が涙ぐんでいるのを見て、この映画が大変だったと同時に、頑張ったんだなと思いました。初めてお会いした時に、『この脚本が気に入らないなら、ただちに帰ってください』と言われました。最初はどうしようかと思ったが、あれはそれだけの責任感を持って、作品に挑むという覚悟だった。この監督についていこうと思った」と最敬礼。そのうえで、「これから、いろいろな作品を撮っていただきたい」「本当に良い作品に参加させてもらったと思っています」と感動の面持ちで語った。

またこの日は、遊川監督の妻による手紙がサプライズで披露され、その夫婦愛に菅野が涙するひと幕も見られた。

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