足立梨花、「Seventeen」専属モデル・江野沢愛美の「ゲス顔がすごかった!」
2017年1月24日 21:00
[映画.com ニュース] 世界累計2000万ダウンロードを突破するマンガ・ノベルアプリ「comico(コミコ)」で連載中の学園漫画を実写映画化した「傷だらけの悪魔」の完成披露試写会が1月24日、東京・千代田区の神楽座で行われ、主演の足立梨花、共演の江野沢愛美、加弥乃、岡田結実、藤田富、主題歌を担当するNANA(Lily’s Blow)、メガホンをとった山岸聖太監督が舞台挨拶に出席した。
この日は、NANAによるライブ演奏からイベントがスタート。主題歌「NAI NAI NAI」をハイテンションで熱唱すると、会場内は拍手喝さい。本編にも出演するNANAは、「劇中では歌唱シーンに挑戦させていただきました。まるで高校時代に戻ったような感覚で楽しめました」と女優デビューを果たした撮影の日々を述懐していた。
澄川ボルボックス氏の原作コミックをもとにした映画は、転校生の高校1年生・舞(足立)が、中学時代に舞からいじめを受けたことに恨みを抱く詩乃(江野沢)に再会し、策略によりいじめを受けることになる姿を描く。足立はいじめの被害者となる人物を演じるにあたり「演技ではあったものの、いじめというものを体感するということは辛くて苦しかった」という。さらに現場では役づくりのため単独行動することが多かったため、共演者たちとは「今日、初めて皆ときちんとしゃべっているんです」と語っていた。
雑誌「Seventeen」専属モデルとしても活躍する江野沢は、陰湿な詩乃という役を演じたことについて「自分はどちらかというと舞と似ている性格なので、かなり振り切って頑張りました」と告白。また、足立から「ゲス顔がすごかった! 本当にむかつくんだよ」と笑いながらツッコまれると「一応、私『Seventeen』のモデルなんですよ。『これやっていいの?』ってシーンが多くて。葛藤がありました(笑)」と体当たりで演技に臨んだことを明かした。
映画初挑戦となった岡田は「まず初歩的なこともわからなくて。現場に台本を持っていっていいのかどうか悩んだり」と苦労続きだった様子だが、「加弥乃さんだったり、周囲の人が優しかったので、撮影現場の教室が“夢の国”みたいでした」とニッコリ。現場ではムードメーカーの役割も担っていたようで、足立の「結実ちゃんが来てくれると、パッと明るくなる。癒しでした」という意見にキャスト陣はほほ笑みながら同調していた。
「傷だらけの悪魔」は、2月4日から全国で順次公開。
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