クラスの控えめ女子は天性の歌姫だった!「天使にショパンの歌声を」本編ソロ歌唱映像公開
2017年1月12日 19:30

[映画.com ニュース] 小さな音楽学校の教師と生徒たちが、閉校の危機を救おうと立ち上がる姿を描き、第18回カナダ・ケベック映画賞(2016)で作品賞を含む最多6部門に輝いた「天使にショパンの歌声を」の本編映像が、公開された。生徒がショパンの「別れの曲」を歌い上げるさまを切り取っている。
「翼をください」「天国の青い蝶」で知られるレア・プール監督がメガホンをとり、フレデリック・ショパンの「別れの曲」やフランツ・リストの「愛の夢 第3番」、ボルフガング・アマデウス・モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、ルートビヒ・バン・ベートーベンの「ピアノソナタ 第5番 ハ短調」、アントニオ・ビバルディの合唱曲「グローリア ニ長調」、クロード・ドビュッシーの「家なき子たちのクリスマス」といった名曲の数々がちりばめられている。
公開されたのは、大人しい性格で、クラスでも目立つところがなかった生徒スザンヌ(エリザベス・トレンブレイ=ギャニオン)が、見事な歌声を披露して周囲を驚かせるシーン。家庭環境に問題を抱えるスザンヌは「私のママが好きな曲です」と打ち明け、澄んだ声を響かせる。情感たっぷりの表情からは、スザンヌの母への思いも感じ取られる。
スザンヌを演じたギャニオンは、本作で長編映画デビューを果たした注目株。ギャニオンを見出したプール監督は「あれだけ感動的なシーンを撮れたのは、私のキャリアの中でもそうそうなかったので、感動の瞬間でした。『別れの曲』は人の心に響く歌で、繊細ではかなさを漂わせるエリザベス(・トレンブレイ=ギャニオン)の歌声にぴったり合いました。エリザベスがすごく表情豊かに歌ってくれるので、今見ても感動してしまうんです」とギャニオンの存在感に太鼓判を押している。
一方、スザンヌと心を通わせるメインキャラクター・アリスを演じた、実際のピアノ奏者でもあるライサンダー・メナードは「エリザベスには驚いたわ。何に驚いたかというと、彼女の声にある柔らかさと音階の正確さ。それと、その曲はセットでレコーディングした唯一の曲だったの。そうしたのは素晴らしいアイデアだった。彼女のパフォーマンスにみんなが心を動かされたわ」と語っている。
「天使にショパンの歌声を」は、1月14日から全国公開。
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