加藤綾子「天使にショパンの歌声を」天才ピアノ少女に驚がく!「演技の枠を超えている」
2017年1月11日 17:45

[映画.com ニュース] 第18回カナダ・ケベック映画賞(2016)で作品賞を含む最多6部門に輝いた「天使にショパンの歌声を」のトークイベントが1月11日、都内で行われ、国立音楽大学出身で音楽の教員免許を持つフリーアナウンサーの加藤綾子が登壇した。
1960年代のカナダ・ケベック。小さな音楽学校の教師と生徒たちが、閉校の危機を救おうと立ち上がる姿を描く。フレデリック・ショパンの「別れの曲」やフランツ・リストの「愛の夢 第3番」をはじめ、ルートビヒ・バン・ベートーベンの「ピアノソナタ 第5番 ハ短調」、アントニオ・ビバルディの合唱曲「グローリア ニ長調」といった名曲の数々が彩りを添えている。
本作の見どころのひとつが、天性の音楽の才能を持つアリス(ライサンダー・メナード)の演奏シーン。12年に“カナダを代表する未来の音楽家30人”に選出されたピアニストであるメナードが、圧巻のパフォーマンスを見せている。自身も幼稚園からピアノを習っていたという加藤は「すごく上手でびっくりしました。プロでほっとしました(笑)。演技の枠を超えている」と圧倒された様子。作品全体を見渡し「静かな中にもふつふつとした情熱があって感動しました。学生時代を思い出しましたね。音楽で人と人の結びつきが深くなっていく」と語り、校長のオーギュスティーヌ(セリーヌ・ボニアー)と生徒たちの関係性に「言葉を交わさずとも音で心を通わせるのが伝わってきた」と自身の学生時代を重ね合わせていた。
イベントでは、国立音楽大学室内合唱団カンマーコールがボルフガング・アマデウス・モーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」を合唱。総勢20余人からなる後輩たちの歌声に聞き入った加藤は「素敵な歌声でした。心にしみました」と目を細め、音楽教師を目指すもアナウンサーとなった自身の経験を踏まえ「今、目の前にあることを一生懸命にやることは無駄にはならない」とエールを送った。
「天使にショパンの歌声を」は、「翼をください」「天国の青い蝶」で知られるレア・プール監督がメガホン。1月14日から全国公開。
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