二階堂ふみ「表現者として影響を受けた」デビッド・ボウイ大回顧展に感激
2017年1月5日 18:00

[映画.com ニュース] 昨年1月10日に死去したロック歌手デビッド・ボウイさんの大回顧展「DAVID BOWIE is」の内覧会が1月5日、東京・品川の寺田倉庫G1ビルであり、展覧会のオフィシャルサポーターを務める女優の二階堂ふみらが会見した。
二階堂にとってボウイさんは「ずっと追いかけ続けたい憧れの男性」といい、「引き出しがたくさんあり、知れば知るほど魅力があふれ出る」とその魅力を語る。様々な顔を持ち多彩な表現活動を行ったボウイさんのアーティストとしての姿勢を、「新しい自分を見せていくことを恐れない気持ち。私も表現者として影響を受けた」と女優としてのインスピレーションを与えられる存在だと語った。
内覧会には、二階堂のほか桃井かおり、SUGIZO(LUNA SEA)、TAKURO(GLAY)、栗原類、野宮真貴、小林克也、椿鬼奴、Mappyらが来場。「古くなっていない。オリジナルってやっぱりすごい。日本で見られて最高」(桃井)、「『戦場のメリークリスマス』の展示はロンドンよりも詳しくて、坂本(龍一)さん、(北野)武さんがいろいろと話されていた。ボウイが日本映画史に残る作品に出ていたと思うと涙が出そう」(栗原)、「ボウイの具体的な魂を見た気がして震えている。普遍性とカルト性をバランスよく持っていた唯一の人」(SUGIZO)と、それぞれがボウイさんへの愛を語り、その功績をたたえた。
また、生前のボウイさんとともに仕事をしたカメラマンの鋤田正義氏、デザイナーの山本寛斎氏、スタイリストの高橋靖子氏らも会見し、当時の思い出や逸話を披露した。ボウイさんが1977年に発表した「Heroes」のジャケット写真を撮影した鋤田氏は、ボウイさんのポージングについて「いろいろ問い合わせがきますが、結論から言うと謎のまま。僕より本人が一番わかっていると思う。僕はポーズをこぼさないようにどんどん撮っていくのが精いっぱいのフォトセッションで、ポートレイトの難しさと面白さを感じた。彼自体が表現したいことがあふれていた77年の一枚」と述懐した。
大回顧展「DAVID BOWIE is」は、2013年に英ロンドンのビクトリア・アンド・アルバート博物館で開催されて以来、世界9都市を巡回し、これまでに約150万人を動員。衣装、音楽、映像など、ボウイさんのキャリアを網羅する300点以上の貴重なアイテムが展示される。アジアでは日本が唯一の開催地となる。
「DAVID BOWIE is」は17年1月8日~4月9日、東京・品川の寺田倉庫G1ビルで開催。
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