SW「ローグ・ワン」監督、シリーズ伝統“セットのこだわり”明かす
2017年1月4日 11:00

[映画.com ニュース] SF映画の金字塔「スター・ウォーズ」の新作「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」(公開中)は、ジェダイではない名も無き戦士たちが紡ぐ新たなストーリーでありながら、鑑賞者からは「紛れもなく『スター・ウォーズ』の世界だった」と絶賛評が上がっている。メガホンをとったギャレス・エドワーズ監督は、その理由をシリーズ伝統の“セットへの飽くなきこだわり”にあると分析した。
製作陣はCGに頼りきらず、可能な限り実際にセットを組んで撮影することを追及した。キャストが場面を脳内で補完することなく、自然にシーンに臨めるからであり、その結果、リアリティのある世界観と物語を描くことができた。さらにエドワーズ監督は、「『スター・ウォーズ』の世界観を描くのに必要なのは、実際に存在する武器や衣装が90%なんだ。本作でもそのバランスには気をつけて撮影を進めたよ」と明かし、「(シリーズ生みの親)ジョージ・ルーカスも、常に実際にあった歴史上の戦闘や武器に影響を受けて、『スター・ウォーズ』を作った。例えばハン・ソロの銃は、実際のところ第二次大戦中に使われていた銃そのものなんだ。本物の銃の表面に少しだけ飾りを付け加えて、使用されているんだよ」と語った。
約39年前に公開されたシリーズ第1作「エピソード4 新たなる希望」から、脈々と受け継がれるこだわりが、ファンの心をガッチリつかんだ。反乱軍の秘密基地がある惑星ヤヴィン4のセットは、「エピソード4」撮影時は英カーディントン空港に設営された。当時は予算の都合で一部しか創出できなかったが、今作では長さ約106メートル、幅約61メートルの基地を、いまや“聖地”と称される同所に建設。現場では、スタッフ陣も衣装を身に着け撮影したと言われている。
「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」は、シリーズの原点「エピソード4 新たなる希望」のオープニングクロールへとつながるアナザーストーリー。反乱軍の無法者集団“ローグ・ワン”が、帝国軍の究極兵器デス・スターの設計図を盗み出す決死のミッションに挑む。
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