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日本の天狗面も登場 鬼才ジョアン・ペドロ・ロドリゲス、ロカルノ受賞の最新作語る

2016年10月30日 18:25

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ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督(右)と 脚本家のジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタ
ジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督(右)と 脚本家のジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタ

[映画.com ニュース] 第29回東京国際映画祭ワールド・フォーカス部門出品作「鳥類学者」が10月30日、EXシアターで上映され、ポルトガルのジョアン・ペドロ・ロドリゲス監督と、脚本家のジョアン・ルイ・ゲーラ・ダ・マタがティーチインを行った。

ポルトガル=フランス=ブラジル合作で、2016年ロカルノ映画祭監督賞受賞作。奇想天外な出来事に見舞われるフェルナンドの受難の旅の物語を、フランシスコ修道会の「聖パドヴァのアントニオ」の逸話になぞらえて作り上げた物語。

ロドリゲス監督は、作品の最初のアイデアとして「人間が自然と同じレベルに直面した、ウェスタン映画を作りたかった」と明かす。ポルトガルで一番有名な聖人、聖アントニオの物語を題材にした理由を「ファシスト政権時には、良い家族などの象徴として使われたが、オリジナルは違う。世俗から離れて自然の中で生きた人という、本当のアントニオの姿を描きたかった」と説明した。

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観客から神の存在について問われたマタは、「神とは何か。一つの宗教に一つの神がいるのか、それとも人間の内面にいるのか。テクノロジーが発達した現代では、森に行って、自分自身を解放することが神に出会うことかも」と持論を語った。

森の住人たちによる、アニミズム的な儀式を映すシーンでは、天狗のお面を付けた人物が登場する。その理由を問われると、数年前の来日時に京都の鞍馬を訪れて天狗の面が気に入り、日本の知人から送ってもらったものを使用したと明かし、「悪魔的な儀式ではなく、私なりの神話を作った」と話した。

東京国際映画祭は11月3日まで開催。

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