高橋克典、平尾誠二さん訃報に沈痛「永遠のあこがれの人」
2016年10月20日 19:40

[映画.com ニュース]俳優の高橋克典が10月20日、東京・渋谷のNHKで行われたBSプレミアム時代劇「子連れ信兵衛2」の会見に出席。大のラグビーファンとして知られる高橋が、同日に53歳で死去したラグビー元日本代表監督・平尾誠二さんについて語った。
会見後、報道陣の呼びかけに応じた高橋は、「ラグビー人気が低迷していた時期も、まっすぐに貫いてきた大きな人でした。年も近いので非常にショック。2019年のW杯を前に残念です。天から、次の世代のラグビーに力を与えてほしい」と沈痛の面持ち。自身も中学、高校時代にラグビー部に所属し、ブログでも度々ラグビーを話題にするだけに「平尾さんは大スターで、雲の上の存在」といい、「2003年のW杯、僕はテレビ東京でMCをやらせていただいて、そのときに平尾さんは解説でいらっしゃった。僕は非常に緊張していたのですが、自分のチームのひとりみたいに可愛がってくださった。永遠のあこがれの人です。ご冥福をお祈りしたい」と話した。
「子連れ信兵衛2」は昨年放送され、好評を博した人情時代劇の続編。山本周五郎の「人情裏長屋」を原作に、剣の腕が立つ浪人・松村信兵衛が赤ん坊・鶴之介の育児に奮闘しつつ、長屋で起こるさまざまな事件を解決していくさまを描く。撮影は2月と7月の2度にわけて行われており、高橋は「松竹の撮影所では、杉良太郎さんや市川海老蔵の組とぶつかりあいつつ、往年の撮影所の雰囲気。『いつでも来やがれこの野郎!』と言いながら、ものすごく楽しい現場でした」と振り返った。
変わり種の時代劇が増えるなか、今作はオーソドックスな人情時代劇を志向。それだけに、高橋は「貧乏でも人の温かさを大事にすることが一番豊かというのを、何のてらいもなく芝居できる。それが恥ずかしくない珍しい作品です」と胸を張り、「人の温かさ、人を斬らずに人を育てるという侍の姿を描き、寂しい思いをしてきた人たち(時代劇ファン)を満足させられるものにしていきたい」と意気込んだ。
会見には共演の小島梨里杏、黒谷友香も出席した。「子連れ信兵衛2」は、11月11日からNHK BSプレミアムで毎週金曜午後8時放送。
フォトギャラリー
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

片思い世界
【“鑑賞確定”の超期待作】広瀬すず×杉咲花×清原果耶主演×「はな恋」製作陣…そして涙腺崩壊へ
提供:リトルモア

ミッキー17
【前代未聞のオール社畜レビュー】史上最凶のブラック仕事を描いた痛快作…社畜が観たらどうなった!?
提供:ワーナー・ブラザース映画

侍タイムスリッパー
【ついに見放題“最速”配信中!!!】観たかった人も、何度も観た人も今すぐ観て!【ネタバレ厳禁】
提供:JCOM株式会社

この村の住人は、人間を喰ってる――
【衝撃の問題作】異常なクオリティで世界が熱狂…“絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

観ないとぜっったい後悔する
【ラスト5分の破壊力】そして“観たことないシーン”のゲリラ豪雨に、感動を超えてもはや放心状態――
提供:東和ピクチャーズ

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

厳選した名作“だけ”をあなたに。
【探す時間、ゼロ】家のテレビが「あなただけの24時間シアター」に!(提供:BS10 スターチャンネル)