「クリミナル・マインド」解雇のホッチ役トーマス・ギブソンが激白
2016年10月3日 23:30

[映画.com ニュース] 米CBSの人気長寿シリーズ「クリミナル・マインド/FBI行動分析課」から解雇された、初回からFBI監督特別捜査官アーロン・ホッチナー役で出演していた米俳優トーマス・ギブソンが、米ピープル誌のインタビューで初めて自身の言い分を語った。
ギブソンは7月下旬、シーズン12のエピソード2を撮影中に、見解の相違からプロデューサー兼脚本家のバージル・ウィリアムズを蹴ったとされ、当初は1~2話の出演停止という謹慎処分を受けていた。しかしその後の内部調査の結果、制作する米ABCスタジオと米CBSテレビジョンは8月12日、ギブソンを解雇したことを公式に発表した。
ギブソンは事件について次のように語っている。「遅い時間に撮影している時、あるセリフがそれ以前のセリフと矛盾すると思ったので、バージルにそれを言いに行った。しかし、彼は『このセリフは絶対に必要だ。悪いな』という態度だったので、そのことを別室にいる他のキャストに伝えた。その時、バージルが部屋に入ってきて、僕に向かって歩いてきたんだ。彼がそばを通り過ぎる際に、僕が脚を上げたらそれがバージルの脚に当たる格好になった。僕が動いていなければ、彼がこちらにぶつかっていただろう」
ギブソンは、「何年もかけて築いた評価も、たった1分で損なわれてしまう」と、今回の件について言及している。ギブソンの解雇を受けて、シーズン7で降板したエミリー・プレンティス役のパジェット・ブリュースターが、レギュラーキャストとして復帰することも決定した。
一連の展開について、ギブソンは「この番組から自分の存在が消されようとしているようで辛い。今は、空いた時間を子どもたちと過ごすために使っている。自分のプライドも評価も傷ついたが、未来を見据えて、また良い仕事がしたい。今度はコメディか演劇、あるいは自分で監督したりプロデュースしたりしてもいいと思っている」と話した。
全米で9月28日から始まるシーズン12のうち、ギブソンは最初の2エピソードには登場する予定だが、どのようにして番組から退場するのかについては、現在のところ明らかにされていない。
関連ニュース
【ディズニープラス 9月ラインナップ】マーベル“最強魔女”を描く「アガサ・オール・アロング」配信開始、「村井の恋」「SAO」新作など日本アニメも充実
2024年9月1日 11:00
映画.com注目特集をチェック
面白すぎてヤバい映画
【目が覚める超衝撃】世界中の観客が熱狂・発狂し、配給会社が争奪戦を繰り広げた“刺激作”
提供:松竹
この冬、絶対に観る映画はありますか?
【私はこれを絶対に観ますね!!】心の底から推す理由が、たんまりあります!
提供:ディズニー
人生にぶっ刺さる一本
人生に迷ったとき、この映画が“効く”だろう。すべての瞬間が魂に突き刺さる体験が待っている
提供:ディズニー
日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化
【前代未聞の事件】そして鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
なんだこの天才的な映画は!?
【物語がめちゃくちゃ面白そう――】非常識なまでの“興奮と感動”を堪能あれ
提供:ディズニー
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ