全米第2の規模を誇る映画館チェーン、ニューヨークの劇場に指定席導入
2016年9月14日 07:00

[映画.com ニュース] 全米第2の規模を誇る映画館チェーンのAMCが、ニューヨークのマンハッタンにある9つの劇場すべてに指定席を導入したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
アメリカの映画館は自由席が一般的だったが、長年にわたり観客動員が目減りするなかで、さまざまな改善策が練られている。プレミアムシートやスナックの充実、アルコール飲料の提供などとともに指定席の提供が広まりつつあり、ついにAMCも本格的に導入することになった。
現時点で指定席を提供している劇場は125館で、今後も増やしていく予定。料金は指定席と自由席とで価格差はないものの、指定席を提供するスクリーンは最新の映写機を備えているため、通常スクリーンと比較してプレミア料金が発生するという。
AMCは中国の大連万達集団傘下で、全米4位のカーマイク・シネマズと12億ドルの買収交渉を行っている。
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