ベンダース新作「誰のせいでもない」予告 雪道の事故が引き起こしたものは…
2016年9月10日 09:00

[映画.com ニュース] ビム・べンダース監督の7年ぶりの新作劇映画「誰のせいでもない」の日本版予告編が公開された。ジェームズ・フランコ、シャルロット・ゲンズブール、レイチェル・マクアダムスら豪華キャストが出演し、予告編では真っ白な雪に包まれた町で、フランコ演じる作家が起こした事故から、登場人物たちの運命が変わっていくさまを切り取っている。
真冬のカナダ、ケベック州モントリオール郊外を舞台に、誰のせいでもない1つの事故が、1人の男と3人の女の人生を変えてしまう模様を描いたサスペンスフルなドラマ。ベンダース監督は「人物の心の深い奥こそ3Dで語るにふさわしい」とコメントし、本作3D作品として撮影、日本では2Dと3Dでの上映が予定されている。
作家のトーマスは恋人サラと暮らしているが、仕事がうまくいかずその関係はぎこちない。ある大雪の日に車を運転していたトーマスは、目の前に飛び出してきた何かに驚き急ブレーキをかける。そこには車の前で虚ろに座り込んでいる幼い少年がいた。トーマスが少年を家まで送ると、母ケイトは息子の姿を見て半狂乱になる。
「誰のせいでもない」は、11月12日からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
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