元ドリームワークス重役、20世紀フォックスのトップに
2016年9月4日 22:30
[映画.com ニュース] 米映画スタジオの20世紀フォックスの次期トップに、スティーブン・スピルバーグの右腕として知られるステイシー・スナイダーが決定したと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
スナイダーは、ユニバーサル・ピクチャーズの会長を長年にわたり務め上げ、スピルバーグ監督に誘われてドリームワークスの共同会長に就任。2014年に20世紀フォックスに移籍し、共同会長を務めていた。
トップのジム・ジアノプロス会長の現行契約が満了となる17年6月に引き継ぎが行われると思われていたが、ジアノプロス会長の勇退にともない、9月1日に会長に就任する。今回の人事は親会社である21世紀フォックスの意向で、メディア王ルパート・マードックから経営を引き継いだ息子のジェームズ・マードックとラクタン・マードックは、積極的に組織改革を行っている。
なお、ジアノプロスは好調の20世紀フォックスを長年にわたって率いてきたことから、ライバルスタジオで同様の役職を務める可能性が指摘されている。