「記憶の中のシベリア」孫世代が見つめたシベリア抑留にまつわる2つのドキュメンタリー公開
2016年8月27日 06:00

[映画.com ニュース]新鋭・久保田桂子監督による、第2次大戦後のシベリア抑留にまつわる2つのドキュメンタリー映画「祖父の日記帳と私のビデオノート」「海へ 朴さんの手紙」が、2作併せて「記憶の中のシベリア」として10月8日から公開する。
美術大学で劇映画製作を学び、その後ドキュメンタリーを撮り始めた久保田監督による劇場初公開作。第1作の「祖父の日記帳と私のビデオノート」は、中国での戦争やシベリア抑留の体験があった祖父についての思い出をたどる作品で、祖父は遠い大地で人を殺めたことがあるのかを問いかけ、最後まで百姓として生きた祖父と戦争の記憶を、孫である久保田監督の目を通して映し出す。第2作「海へ 朴さんの手紙」は、1作目撮影をきっかけに出会った、シベリア抑留を経験した1人の韓国人男性の人生とその思いを描く。
日常を繊細に捉える視点と、エッセイのような独特の描写が評価され、第1作「祖父の日記帳と私のビデオノート」は諏訪敦彦、ヤン・ヨンらが審査員を務めた「座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル」コンペティション部門で大賞を受賞。「海へ 朴さんの手紙」は9月開催のあいち国際女性映画祭フィルムコンペティション部門でも上映される。
「記憶の中のシベリア」は、10月8日から新宿K's cinemaで公開。
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