桃井かおり監督作「火 Hee」原作者の中村文則、又吉直樹はどう見た?トーク映像公開
2016年8月17日 17:00

[映画.com ニュース] 芥川賞作家・中村文則氏の短編小説「火」を、桃井かおりが監督、脚本、主演を兼ねて映画化した「火 Hee」の公開を記念し、桃井と中村氏、「火花」で第153回芥川賞を受賞した又吉直樹によるトーク映像が公開された。
公開された映像では、「火 Hee」というタイトルの由来、中村氏と又吉の映画の感想などが語られる。中村氏は「僕の周りの編集者やいろんな人が見て、『すごいのを見た』っていうんです」「俳優論で言葉を組み立てて表現することを超えている」と原作者として絶賛。又吉は「芸人としての仕事にもかなり影響があると思います。コントをやる上で、変なキャラクターだけど、どこかでちゃんとしたこと、みんなをびっくりさせることを言わせるのがおもしろい」と本作から受けた影響を語っている。
かつて放火を犯した娼婦が精神科医との対話を通じて、その呪われた生涯を独白する姿をサスペンス風に描いた作品で、桃井の監督第2作。米ロサンゼルスの桃井の自宅で撮影され、今年2月のベルリン映画祭フォーラム部門プレミア上映のほか、各国の映画祭に招待され話題を集めている。
「火 Hee」は、8月20日シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。
(C)YOSHIMOTO KOGYO、チームオクヤマ
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【観てない人マジもったいない!!】まだ間に合う!この連休に映画館へ【知れば絶対に観たくなる7の事実】
提供:東宝東和

Dear Stranger ディア・ストレンジャー
【4歳の息子が誘拐された。しかし誘拐犯が死体で見つかった】衝撃の極限ヒューマンサスペンス
提供:東映

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で観たい映画No.1】なにこれ!!? 全員主役級キャストがクセ“マシマシ”異常者に
提供:ワーナー・ブラザース映画

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント