米人気YouTuberが来日!総会員数2億7000万人、生き残りの術は「規則的に動画アップ」
2016年8月6日 23:30
[映画.com ニュース] アメリカのCG制作会社「Rooster Teeth Productions」が初めて製作した実写長編映画「レーザーチーム 俺たち史上最弱のエイリアン・バスターズ!」が8月6日、東京・新宿シネマカリテで公開された。出演と脚本を兼ねたバーニー・バーンズ、共演のギャビン・フリーがアメリカから緊急来日し、同館での舞台挨拶に出席した。
ネット配信で7000万回以上の視聴回数を記録した3DCGアニメ「RWBY」で知られるRooster Teeth社。同社がYouTubeで運営する公式チャンネルの数々は、累計で約2億7000万人の会員を抱えており、そのクリエイティビティが熱狂的な支持を集めている。同社の立ち上げメンバーでもあるバーンズは、満場となった客席を見渡し「オンラインで作品を上映することが多いので、お客さんの顔を直接見る機会は貴重」とほほ笑んだ。
同社チャンネルのYouTuberとしても人気を博す2人には、「日本では子どもがなりたい職業の第3位にYouTuberがランクイン。アドバイスは?」と質問が寄せられた。バーンズが「すごいチャンネルを持っているギャビンがアドバイスしてよ」とパスすると、フリーは「大事なことは、まず自分が見たい、楽しいと思う動画を上げること。人が見たいものを考えるんじゃなくてね」とキッパリ。続けて「規則的なタイミングで動画をアップすること」を挙げ、「そうすれば視聴者は見る習慣をつけてくれるので、チャンネルを大きくしていくことができる。動画のクリエイティブも上達し、もっといいものができるようにもなるしね」と伝授した。
映画は、エイリアンから地球を守るべく立ちあがった"おバカ4人組”の奮闘を描いたSFコメディだ。製作当初は、クラウドファンディングで約7000万円の製作資金調達を目指していたが、Rooster Teeth社の人気もあり、わずか10時間ほどで目標額を達成。最終的に約3億円を集めただけに、バーンズは「(当時の映画プロジェクトでは)クラウドファンディング史上最高額だよ」と胸を張り、「非常に嬉しいし、びっくりしたよ」と振り返る。続編製作も発表されており、「今度は、宇宙にいけるくらいの予算があると良いな」と話していた。
また、エンドロールにはロバート・ロドリゲス監督(「シン・シティ」)が設立した「トラブルメーカースタジオ」がクレジットされており、観客からは「ロドリゲス監督の協力はあったのか?」という声も。バーンズは、同監督との関係を「オースティンでのご近所さんだよ。出身大学も一緒」と明かし、「スタジオのものをいろいろ使わせてもらった。ロドリゲスさんのお子さんがRooster Teethのファンなので、そういった縁だね」と説明していた。
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