松竹撮影所が異例の試み 関西の観光旅客来訪を目的とした日台合作映画を製作
2016年7月29日 05:00

[映画.com ニュース] 松竹撮影所が、関西の観光旅客来訪促進と地域活性化を目的とした日台合作映画「おもてなし(仮題)」を製作することになった。
前大阪商工会議所会頭・故佐藤茂雄氏の企画を実現するもので、同撮影所としては異例の試みともいえる、関西の魅力を広く紹介するプロジェクトだ。この取り組みに賛同する京阪ホールディングス、大和ハウス工業、大起水産、アートコーポレーション、フジオフードシステムが、協賛として名を連ねる。
松竹撮影所と台湾の天大影業が製作する今作でメガホンをとるのは、台北在住のジェイ・チャン監督。2006年にテキサス大学アーリントン校、11年に国立台北芸術大学を卒業し、以降は着々と作品を発表している。13年には、砂田麻美が監督した松任谷由美の「ひこうき雲」PVで撮影を担当している。
11月中旬のクランクインに向け、準備に余念がないジェイ監督は「世界各地の観客に、撮影した場所に行きたい、登場人物と同じ楽しい体験をしたい、と思っていただける映画にしたいです。住む場所が違っても、人と人は感情を共有できるからです」とコメントを寄せている。関西を中心に、台湾・花蓮、中国・上海でも撮影を行う予定だ。
映画は、琵琶湖畔にある旅館が舞台。亡き夫が残した旅館を守る母娘の前に、経営の傾く旅館を買収した中国人の親子が現れる。それぞれが断ち切れない過去へのわだかまりを抱きながら、旅館再生をかけて短期間の“おもてなし教室”でにわか勉強をすることに……。文化、性別、歴史的背景の違いが作用した結果、全員の人生が周囲を巻き込みながら大きな転換期を迎える。
同作は、2017年に中国でネット配信されるほか、台湾と日本で劇場公開される。
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