「エイリアン2」キャストが再会!キャメロン監督はN・ブロムガンプ版続編の成功に太鼓判
2016年7月25日 13:15
[映画.com ニュース] 1986年7月19日に全米公開された大ヒットSFアクション「エイリアン2」の30周年を祝し、米サンディエゴ・コンベンションセンターで開催されたポップカルチャーイベント「サンディエゴ・コミコン・インターナショナル」で7月23日(現地時間)、トークイベントが行われ、ジェームズ・キャメロン監督を筆頭に、主人公リプリー役のシガニー・ウィーバーら主要キャストが再会を果たした。
ティーチインでは、「第9地区」のニール・ブロムガンプ監督による「エイリアン2」の続編企画についてファンから質問が飛び出した。キャメロン監督は「大成功すると私は思うね。脚本を見せてもらったんだが、とてもしっかり書けているから、明日にだって撮り始められるだろう」と、ブロムガンプ監督の脚本に太鼓判を押した。
一方、同作で再びリプリー役を演じる予定のウィーバーは、ブロムカンプ監督の「チャッピー」の撮影が終わって4カ月後に続編の脚本を受け取ったと明かし、「ファンが望むすべての物を与えてくれるだけでなく、いろいろな意味で革新的」だとファンたちの期待を高めた。さらに、ブロムガンプ監督とスケジュールが合い次第、撮影したいと語り、ヒックス役のマイケル・ビーンのカムバックも示唆した。
その他にもキャメロン監督は、クイーンエイリアンの動作の初期テストを、駐車場でスキーのストックとゴミ袋を利用して行っていたという裏話を披露。撮影時には、男性2人が装置の中に入り、オペレーターが14人がかりで動かしていたという。
また、ハドソン役のビル・パクストンが、「Geme over, man(終わりだ! ゲームオーバーだ!)」という名ゼリフを再現し、会場に集まった7000人のファンたちは大喜び。当時10歳だった、ニュート役のキャリー・ヘンは現在、小学校教師をしており、両親へのプレゼントとしてDVDにサインをしてほしいと児童たちに頼まれることがあると明かした。
イベントには、キャメロン監督やウィーバーらのほか、ビショップ役のランス・ヘンリクセン、バーク役のポール・ライザー、共同プロデューサーのゲイル・アン・ハードが出席。最後は、Q&Aセッションで公開プロポーズを成功させたカップルを交え、記念撮影が行われた。