井上真央&鈴木亮平、猫の役作りのヒントは犬と虎!?
2016年7月12日 20:15

[映画.com ニュース] 名作児童文学を3DCGアニメーション化した「ルドルフとイッパイアッテナ」の完成披露試写会が7月12日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催され、声優を務めた井上真央、鈴木亮平、八嶋智人、古田新太、湯山邦彦監督、榊原幹典監督が出席した。
映画は、長距離トラックの荷台に迷い込み大都会・東京に来てしまった黒猫ルドルフが、街を牛耳るボス猫・イッパイアッテナに出会い、ノラ猫として共に生き成長する姿を描く。
大好きな飼い主と離ればなれになってしまったルドルフ役の井上は、役作りの苦労を問われると「(アフレコに)入る前はどういう準備が必要かわからなかった」と吐露。それでも、「猫の鳴き声は得意なので、それを完璧にしていこうと思った。猫が苦手なうちのワンちゃんを相手に声マネをして、反応したら似てるんだなって。耳をぴくぴくしたり、散歩中に止まったり、結構反応していた」と明かす。さらに、「ルドルフがししゃもを加えて走るシーンに苦労した。ししゃもをくわえて走ったことがないので(笑)」と振り返った。
一方、巨漢のトラ猫イッパイアッテナ役の鈴木は、声優初挑戦だったため「アニメを作るのに2年かかったと聞き、その最後の仕上げが僕らだという責任感があったのでビクビクして臨んだ」とプレッシャーを明かす。それでも、徹底した役作りで知られるだけに「猫の鳴き声をどうしようと思った。しかも、イッパイアッテナはかっこいい猫なので、かっこいい鳴き声とはなんぞやと。『猫 鳴き声 ケンカ』で検索して、野良猫のケンカを100パターンくらい見た」。だが次第に「猫の鳴き声はかわいい」と物足りなくなり、「とりあえず猫科の動物はほとんど見ました。虎とか」と突き詰めていったという。そして、「虎だとスマトラトラとアムールトラは全然違うんです」と語り、声をまねてみせたが、井上には「違いが全然わからないです」と爆笑されていた。
「ルドルフとイッパイアッテナ」は、8月6日から全国公開。
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