駿河太郎「夢二」撮影中は小宮有紗に「甘えてた」
2016年7月6日 19:30

[映画.com ニュース] 大正時代を代表する叙情画家・竹久夢二の人生を描く「夢二 愛のとばしり」の完成披露試写会が7月6日、東京・イオンシネマ板橋で行われ、主演の駿河太郎、共演の小宮有紗、加藤雅也、宮野ケイジ監督、原作者の野村桔梗氏、主題歌「always love you」を担当したピアニストのmayo(岡本真夜)が出席した。
原作は、野村氏の著書「竹久夢二のすべて」。人間としての夢二の本質を、妻・たまき、最愛の女性・彦乃(しの)、最後のミューズ・お葉という3人の女性との関係を通して映し出す。
夢二が愛した3人の女性を演じた女優陣との共演の感想を問われた駿河は、「実は奥さん役の黒谷友香さんとは、現場でほぼしゃべっていない。現場に入った時の『よろしくお願いします』と、アップした時の『お疲れさまでした』といった言葉しかしゃべってない。役に入ってらっしゃったので、その空気を察して話しかけなかった。その一方、(彦乃役の)有紗は常に横にいてくれたので、すごく助かりました」とニッコリ。だが、小宮は「私から意識してというよりは……」とピンときていない様子。駿河は慌てて「僕が甘えてただけ。拠りどころにしてたんで」と補足し、「いかんせん度胸があるんで。本当に助けられた」と称賛した。
舞台挨拶中、何度も「まさか主演ができるとは」と口にしていた駿河。終盤には「初めて主演して思ったことは、主演って周りの人に作ってもらうものなんやなと実感しました。今後は脇にまわることが多いと思いますが、主演の人を輝かせる役者になろうと改めて心に誓いました。なかなか駿河太郎が主演の映画ってないと思います(笑)」と改めて喜びをかみしめる。そのうえで、「抜擢してくださった監督、関わってくれたスタッフ。映画を愛しているスタッフがちゃんと集まって作っている。派手な作品ではなく、エンタテインメント性というよりはメッセージ性やアート作品として要素が強い。日本の色気のあるいい時代をうまく切り取っている。僕を抜擢してくれたことが嬉しかった。海外で評価されたことも僕の自信になりました」と胸を張った。
「夢二 愛のとばしり」は、7月30日から全国で公開。
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