孤高の日系アウトサイダー画家に迫った「ミリキタニの猫」特別版予告編
2016年7月2日 08:00

[映画.com ニュース] 米ニューヨークに暮らした80歳の日系人画家ジミー・ツトム・ミリキタニさんを追ったドキュメンタリー「ミリキタニの猫」と、ミリキタニさんの死後、生前の姿を知る人々の証言を集めた短編「ミリキタニの記憶」を併映する「ミリキタニの猫《特別版》」の上映が、8月27日からユーロスペースで行われることになり、このほど予告編が公開された。
ミリキタニさんは、カリフォルニアで生まれ、第2次世界大戦中に日系人強制収容所に送られたことから市民権を捨て、反骨の人生を歩んできた。「ミリキタニの猫」では、9.11テロをきっかけに、ニューヨークで路上生活を送りながら絵を描いていたミリキタニさんと共同生活することになったリンダ・ハッテンドーフ監督が、時代に翻弄されながらも不屈の精神を貫き続けてきた路上画家の姿を捉える。
予告編では、ニューヨークの路上で、色鮮やかな猫の絵を描くミリキタニさんの姿から始まり、戦時中の生活を思わせる資料、9.11を描いた絵など、波乱万丈の人生を絵画と共にたくましく生き抜いた芸術家の精神、そして生前のミリキタニさんを知る人々の証言が切り取られている。
「ミリキタニの猫《特別版》」は、8月27日からユーロスペースで公開。
(C) lucid dreaming inc.
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