世界を熱狂させた「ビートルズ」 アップル公式ドキュメンタリー、特報完成
2016年6月30日 04:00
[映画.com ニュース] 約21年ぶりのアップル公式作品で、ロン・ハワード監督がロックバンド「ザ・ビートルズ」の初期に迫ったドキュメンタリー映画「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」の特報が公開された。1966年に行われた武道館公演から50周年を迎える記念日に、世界を熱狂させたライブがよみがえる。
テレビシリーズ「ザ・ビートルズ・アンソロジー」(1995)以来約21年、映画としては「ビートルズ レット・イット・ビー」以来約46年ぶりとなるアップル作品。英リバプールで誕生したバンドが、いかにして「ビートルマニア」と呼ばれる社会現象を巻き起こしたのか。当時のライブ映像やメンバーらのインタビュー映像から紐解いていく。
65年8月15日、ザ・ビートルズは米ニューヨークのシェイ・スタジアムでミュージシャンとして初となる野球場でのコンサートを敢行。特報では、約5万6000人の観客の熱狂とともに迎えられる4人の姿をとらえた。63年のマンチェスター・ABCシネマでの「ツイスト・アンド・シャウト」プレイ映像のデジタル修復版がカラー初公開となるほか、ポール・マッカートニー、リンゴ・スターが当時を振り返った貴重なコメントが収められている。
日本版ティザーポスターは、3日間5回のライブで5万人を動員した武道館公演の写真を使用。オフィシャルカメラマンとして同行したボブ・ウィテカーによるモノクロ写真で、ステージに向かうメンバーの後姿を切り取っている。
「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years」は、9月22日から全国で公開。