武田玲奈&東亜優「仮面ライダーアマゾンズ」は“衝撃”と“新たな面白さ”を兼ね備えた大人向け作品!
2016年6月25日 12:00
[映画.com ニュース] 「仮面ライダーアマゾン」を新たな解釈で現代によみがえらせた「仮面ライダーアマゾンズ」に出演した武田玲奈と東亜優が、映画.comのインタビューに応じた。
舞台は、製薬会社の実験で生まれ、人のタンパク質を好む生命体“アマゾン”が大量に解き放たれた日本。アマゾンでありながら全く異なる性格の悠(藤田富)と仁(谷口賢志)を中心に、アマゾンの出生にまつわるミステリー、アマゾン退治を生業にする人間の戦闘集団“駆除班”を絡めた群像ドラマなど、従来のシリーズとは一線を画すダークかつシリアスな物語が展開されるが、その“大人向け”の内容がシリーズファンを中心に評判を呼んでいる。武田と東は、悠が養子として引き取られた水澤家の一人娘で女子高生の美月と、仁のパートナー・七羽をそれぞれ演じている。
2人は共にオーディションで役をつかんだが、結果を知らされるまでは「全然うまくいかなくて落ちたと思った」(武田)、「自分のキャラクターじゃなくお姉さんみたいな役どころ。そういった役をやったこともなくて自信もなく、ダメだろうなと思っていた」(東)と共に手ごたえはなかったと明かす。役が決まった際には「うれしくて本当にジャンプした」(東)ほどだったが、「ずっと仮面ライダーのヒロインにあこがれていたのでうれしかったのですが、同時に不安もあった」(武田)と歴史あるシリーズに参加する重圧にもさらされた。
キャラクターについては自分に近い役だったという武田に対し、“大人の女”に挑戦した東は正反対だと語る。「美月は殻に閉じこもっていて引っ込み思案で、クラスでも浮いている感じの子なんですが、私も前は引っ込み思案なところもあったので重なる」(武田)、「七羽さんは人を巻き込んで相談に乗ってあげたり手助けしてあげたり、みんなを放っておけないタイプ。自分にはないものですし、強くて格好いい女性にはあこがれがあります」(東)。
自分と真逆の役を演じたことで「色々な経験をさせてもらった」と成長を実感した東はもとより、「基本的に暗くてヒロインっぽくない(笑)」という武田も、「1人でじっと(水槽の)魚を見ながら考えるシーンなど今までやった役とは違っていて、新しくて面白かった」と手ごたえをつかんだようだ。
控えめな性格で悠の身を陰ながら案じる美月と、仁のピンチに駆けつけるなど心身ともにサポートする七羽はヒロインとしてまったく異なる魅力を放っており、2人が初めて対面する第8話では悠のアマゾンとしてのあり方をめぐり、対立するシーンが描かれる。共演の感想を聞くと「本読み(台本の読み合わせ)以来だったので、ようやく会えたという印象が強くて。すごくうれしかった日でした」(東)と笑みを漏らしながらも、「七羽さんは美月のことも放っておけなかったんだと思う」(東)、「美月が自分から行動に出るシーン。人に相談したことがなかった美月が悠以外で初めてこんなにしゃべって、ここまで追いつめられていたのかと思った」(武田)とさまざまな発見があったと語った。
演者として、いち視聴者として、従来の仮面ライダー作品との違いを随所に感じたそうで「久々に仮面ライダーを見たのですが、戦闘シーンがすごく格好いい。大人も楽しめるワイルドなアクションやハードでシリアスなストーリーなど、新たな面白さのある仮面ライダーだと思う」(武田)、「台本を読んでいる私でも想像を超えたくらい衝撃的な作品です。説明がないから集中して見ていないと置いていかれちゃうし、大人が見たら刺さる深い作品だと思います」(東)とアピールした。
「仮面ライダーアマゾンズ」は、Amazonプライム・ビデオで配信中(全13話)。また、配信中のオリジナル版を再編集したテレビ版が7月3日からBS朝日(衛星放送)、7月6日からTOKYO MX(地上波)で放送開始。
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