東映、カンヌで総額1億7000万円を超える成約
2016年6月10日 07:00
[映画.com ニュース] 東映の国際営業部は、今年の第69回カンヌ国際映画祭併設の見本市Marche du Film(5月11~20日)で、160万ドル(日本円:約1億7600万円)を超える売り上げをあげた。
先に香港で開催されたHK Filmart(3月14~17日)の売り上げをあわせると200万ドルを超える。主力セールス作品は、「続・深夜食堂」(松岡錠司監督・小林薫主演/11月5日公開)、「疾風ロンド」(吉田照幸監督・阿部寛主演/11月26日公開)、「CUTIE HONEY TEARS」(A.T.&ヒグチリョウ監督・西内まりや主演/秋公開)、「ぼくのおじさん」(山下敦弘監督・松田龍平主演/11月3日公開)などが挙げられる。
特に「続・深夜食堂」は、昨年1月31日に日本公開された「深夜食堂」の続編で、同年台湾(4月30日/23館スタート)、香港(5月28日/13館スタート)、韓国(6月18日/170館スタート)でも劇場公開、いずれも大ヒットとなった。台湾、香港、韓国での興行収入は合計で2億2000万円、日本の興行収入に迫る勢い。熱望されていた続編は、すでに中国、台湾、香港、韓国ほか20カ国(地域)とのセールスが決まっている。(文化通信)