「さらば青春の光」37年ぶりの続編にオリジナルキャストが結集
2016年6月6日 12:00
[映画.com ニュース] 英ロックバンド、ザ・フーのアルバム「四重人格」(1973)を下敷きにした、1979年のイギリス映画「さらば青春の光」(原題はいずれも「Quadrophenia」)の続編が37年ぶりに製作されることがわかった。
「さらば青春の光」は、1960年代の英ロンドンとブライトンを舞台に、自分の道を模索する若者グループ、モッズとロッカーズの対立を描いたストーリー。ポリス時代初期のスティングが、モッズのエース役で映画デビューした作品としても知られる。
英ミラー紙によれば、続編には主人公のモッズのジミーを演じたフィル・ダニエルズを始め、トーヤ・ウィルコックス、マーク・ウィンゲット、トレバー・レアードらオリジナルキャストがカムバック。今夏ロンドンでの撮影開始を予定しているという。
「ロンドン・ドッグス」のレイ・バーディスがメガホンをとる続編は、オリジナル映画版にインスパイアされた英作家ピーター・メドウズの小説「To Be Someone」を原作に、現代のジミーの姿を描く。なお、ザ・フーのピート・タウンゼントも原作小説および続編を承認しているという。