具志堅用高、世界王者になる前は「適当にやっていた」!?

合計IQ700を誇る4人組の天才集団「スコーピオン」が、国土安全保障省の依頼を受け難事件解決に挑む姿を描く。具志堅は、各界の“天才”として紹介され登場。現役時代はWBA世界ライトフライ級王者を13度防衛したが、「世界チャンピオンになってから、自分は強くなったかなという気がしますよ」と語り、「チャンピオンになるまでは適当にやっていた」と告白し場内を沸かせた。

それでも、「なんていうのかな、人と接触するのが苦手で。練習をやって、ここ一番で発揮した」とフォロー。周囲が見ている状況では努力する姿を見せなかったといい、「練習場から離れて家のなかとか、朝早く公園でトレーニングをやったりしていましたね。たいてい雨が降ったら、新宿の地下道を走っていたり。勝つためにはいろんなことを考えなくちゃいけない」と矜持をのぞかせた。

また具志堅は、ドラマの天才集団に魅了された様子。しかし、「『主人公みたいになりたい』と言ったら、女房に『無理だ』と言われました。頭脳はともかく、動きは負けないと思うんだけど」と肩を落とす。妻には頭が上がらないそうで、「ガンガン言っても返されますから、ケンカが出来ないですね。だから外で爆発するんですよ、テレビでもスタジオでも多いです。イライラするよ！」と悲鳴をあげていた。

さらに物語にちなみ、具志堅が謎解きに挑戦。「しゃがんで読め　『たしゃてい』」など3つのスペシャル問題が出題されたが、具志堅は「宮崎美子さん呼んできてもいい？」といきなりヘルプ。MCから再三のヒントを得て「『しゃ』が『ん』……。た、ん、たんてい！」と正答し、満面の笑みで「脳の動きは良い時と悪い時があるから。今日は1日調子がいいね！」と快哉を叫んでいた。

なおリアル謎解きゲームを体験できる同所では、6月12日まで今作とコラボレーションしたイベントが実施されている。ドラマ「SCORPION／スコーピオン」のDVD-BOX Part2は、3日に発売。