クリス・ヘムズワース、「スノーホワイト」続編では「“3人の姉”に絶えずいじられていた」
2016年5月26日 12:00
[映画.com ニュース]グリム童話「白雪姫」を大胆にアレンジしたアクション・アドベンチャー「スノーホワイト」(2012)の続編「スノーホワイト 氷の王国」で、前作に引き続きハンターのエリックを演じたクリス・ヘムズワースが、インタビューに応じた。
前作でスノーホワイト(クリステン・スチュワート)とエリックに倒された邪悪な女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)の過去と、ラヴェンナが滅ぼされた後にぼっ発する、氷結能力を持つラヴェンナの妹フレイヤ(エミリー・ブラント)や、エリックの恋人だった女戦士サラ(ジェシカ・チャステイン)を巻き込んだ“魔法の鏡”をめぐる闘争を描く。
本作ではエリックの幼少期が描かれ、さらにはサラという恋人も登場し、よりエリックに焦点を当てた物語が展開する。ヘムズワースは、続編製作にあたり「僕個人としては続編はより楽しい雰囲気、よりアドベンチャーに満ちあふれた作品にしたいという希望を抱いていた。そして、ラブストーリーの要素と、愛というテーマにより焦点を当てたかったんだ。前作よりも軽いタッチでエンターテインメントとして楽しめる作品にできたと思うよ」と自信を見せる。エリックの戦闘スタイルにも変化があったそうで「大きなオノを武器として持っていたんだけど、今作では前作より小さいオノを2つ持つことになったんだ」と明かした。
再共演のセロンと、初参加となるブラント、チャステインといった女優陣には「僕としては、3人の姉に囲まれて絶えずいじられていた感じだった。でもそれでいいんだ。きっと僕が悪いんだ……」と現場では完全に“弟キャラ”として扱われていたそうだが、実力派女優に囲まれ、俳優として大いに刺激を受けたという。「強い女性キャラクターが3人登場するという理由こそが、彼女たちが出演を決めた大きな理由だったようだね。3人それぞれが違う演技スタイルを持っているものの、才能のレベルとしては皆、とても高いものを持っていた。特に映画の最後の方に出てくるファイトシーンでは、彼女たちはハイヒール、王冠、大きなガウンというハンデがあったにもかかわらず、すごい迫力を出していることに敬意を払うばかりだよ。彼女たちは動きにくい衣装をつけていても、ファイトシーンを見事にこなしていたんだ。彼女たちの仕事ぶりや準備の仕方を近くで見ていて、とても参考になったよ」。
特に、相手役となるサラを演じたチャステインについては「ジェシカ(・チャステイン)の大ファンでね。(相手役に)彼女の名前を聞いた瞬間に“これはいい!”と思った」と振り返る。「(サラは)ハンター(エリック)の力の源のような存在だね。(本作では)恋愛関係をより強く打ち出して、見る側が思わず応援したくなるほどに強烈なものとして演じ上げることができたと思う。ジェシカはトレーニングなどのハードな準備も、とても一生懸命に励んでいた。自分のファイトシーンよりも彼女のファイトシーンの方が格段に迫力があると思ったくらい、(役柄と同じく)ジェシカ自身も強い女性なんだ。彼女のパフォーマンスをとても尊敬するよ」と称賛した。
「スノーホワイト 氷の王国」は、5月27日から全国公開。
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